ロイヤルオペラハウス~母と過ごす1か月のこと~ [音楽・ピアノ]
湖水地方の旅から帰ってきて5日後、母が、今回、とても楽しみにしていたイベントへ。
そのイベントは、ロイヤルオペラハウスで、英国の王立バレエ団(The Royal Ballet)のSWAN LAKE(白鳥の湖)を観ること。
このチケットの発売開始は3か月前。
開演は夜7時半からで、休憩を含め3時間の長丁場です。往復のことも考えると母の体力的に大丈夫か悩みました。
母の希望を尊重し、ネットでチケットを手配。
(発売と同時に買わないと、良い席から売り切れてしまう人気ぶり)
ロイヤルオペラハウスは、コヴェントガーデンにあります。
(1枚目と2枚目の写真は、後日、スマホで撮ったもの。観劇しなくても、ショップやカフェに入ることができます)
当日、なんと家の最寄り駅が一時的に閉鎖され、急遽、違うルートで行くことになり、余裕をもって出発したのにも関わらず、到着したのはギリギリ。。(出発前に家で情報チェックしたときには大丈夫だったのに。間に合うかどうかドキドキしました。あぁ、これがイギリス。)
席は、舞台に向かって左側のバルコニー最前列。
Ristricted Viewというチケットで、ちょっと見えにくい部分がありますよ、というもの。
席がゆったりしていて、足元が広く、リラックスできることを優先。
体力があれば、立見席もあります。
満席で、立見席もいっぱい。幅広い年齢層。
幕間。インターバルは2回。お手洗いに行ったり、アイスクリームを食べたりして過ごしました。
開演 19時30分
Act I 1幕 35分
Act II 2幕 30分
Interval 25分
Act III 3幕 40分
Interval 20分
Act IV 4幕 25分
前にバレエの白鳥の湖を観た時、途中眠くなってしまって、バレエ観賞に苦手意識のあった私ですが、今回は、踊りの美しさはもちろん、オケの生演奏、演出、衣装、大道具など、舞台全てに心奪われて、感動の連続。違う世界にいるみたい。時を忘れました。
最近、通っている英語の先生が、「バレエを観ると、私たちの生きている世界は最高だと思える。素晴らしい芸術だから、必ず観た方がいい。」と言っていて、大げさだと思ったけれど、本当におっしゃるとおり、という気持ち。
ディナーや軽食を予約して、食事する方や、シャンパンを飲む方や。
ここはちょっとモダンな雰囲気で、他にもクラシカルな内装のレストランや、屋上のバーなど、楽しみ方はいろいろ。
(この写真だけカメラで撮ったもの)
オデット/オディール
MARIKO SASAKI REPLACES AKANE TAKADA
高田茜の代役で佐々木万璃子
ひとり二役ですが、オデットとオディールが、まるで別人のよう。美しい。
たくさんのブラボーと、鳴りやまない拍手。
コール・ド・バレエ(群舞)で、全てがぴったりそろいすぎると、私は催眠術にかかったみたいに眠くなってしまいます(笑)。(バレエに無知なのですみません)
今回は、それぞれのダンサーの個性がとても豊か。機械のようにそろうのではなく、個性を生かしつつ迫りくるような美しさを魅せるコール・ド、世界トップクラスのダンサーの集まりとは、こういうものかと圧倒されました。
ZU~さんは、ハンガリーに出張だったので、母とふたりでタクシーで帰る予定でしたが、ヒースロー空港着くと同時に連絡してくれて、コヴェントガーデンまで車で迎えに来てくれました。
疲れていたと思いますが、夜遅かったので、とてもありがたかったです。
こちらは、2024年3月に、オペラ マダムバタフライ(蝶々夫人)をZU~さんと観に行った時のもの。
(舞台の少し上に、英語字幕 始まる前の写真です)
昨年末、めぎさん(SSブログ「ドイツ再発見」)に、アスミク・グレゴリアン公演があると教えていただいて、チケットを取りました。このチケットも完売、当日は満席で立ち見席もいっぱい。
グレゴリアンの歌声に、涙する人もたくさんおられました。
すばらしい歌声で、こんなオペラを生で観ることができて感動。
最後、桜が散る中、蝶々夫人が腹を切って自殺する演出でした。日本といえば、切腹が劇的で分かりやすいのかな。
こちらは、その時撮ったもの。3月は、まだ日が短くて夜の空ですね。
素晴らしいバレエを観ることができたのは、母が絶対に観たいと言ってくれたおかげ。
そして、グレゴリアン公演を教えてくださって、ロイヤルオペラハウスに足を踏み入れるきっかけを下さっためぎさんに感謝。
そのイベントは、ロイヤルオペラハウスで、英国の王立バレエ団(The Royal Ballet)のSWAN LAKE(白鳥の湖)を観ること。
このチケットの発売開始は3か月前。
開演は夜7時半からで、休憩を含め3時間の長丁場です。往復のことも考えると母の体力的に大丈夫か悩みました。
母の希望を尊重し、ネットでチケットを手配。
(発売と同時に買わないと、良い席から売り切れてしまう人気ぶり)
ロイヤルオペラハウスは、コヴェントガーデンにあります。
(1枚目と2枚目の写真は、後日、スマホで撮ったもの。観劇しなくても、ショップやカフェに入ることができます)
当日、なんと家の最寄り駅が一時的に閉鎖され、急遽、違うルートで行くことになり、余裕をもって出発したのにも関わらず、到着したのはギリギリ。。(出発前に家で情報チェックしたときには大丈夫だったのに。間に合うかどうかドキドキしました。あぁ、これがイギリス。)
席は、舞台に向かって左側のバルコニー最前列。
Ristricted Viewというチケットで、ちょっと見えにくい部分がありますよ、というもの。
席がゆったりしていて、足元が広く、リラックスできることを優先。
体力があれば、立見席もあります。
満席で、立見席もいっぱい。幅広い年齢層。
幕間。インターバルは2回。お手洗いに行ったり、アイスクリームを食べたりして過ごしました。
開演 19時30分
Act I 1幕 35分
Act II 2幕 30分
Interval 25分
Act III 3幕 40分
Interval 20分
Act IV 4幕 25分
前にバレエの白鳥の湖を観た時、途中眠くなってしまって、バレエ観賞に苦手意識のあった私ですが、今回は、踊りの美しさはもちろん、オケの生演奏、演出、衣装、大道具など、舞台全てに心奪われて、感動の連続。違う世界にいるみたい。時を忘れました。
最近、通っている英語の先生が、「バレエを観ると、私たちの生きている世界は最高だと思える。素晴らしい芸術だから、必ず観た方がいい。」と言っていて、大げさだと思ったけれど、本当におっしゃるとおり、という気持ち。
ディナーや軽食を予約して、食事する方や、シャンパンを飲む方や。
ここはちょっとモダンな雰囲気で、他にもクラシカルな内装のレストランや、屋上のバーなど、楽しみ方はいろいろ。
(この写真だけカメラで撮ったもの)
オデット/オディール
MARIKO SASAKI REPLACES AKANE TAKADA
高田茜の代役で佐々木万璃子
ひとり二役ですが、オデットとオディールが、まるで別人のよう。美しい。
たくさんのブラボーと、鳴りやまない拍手。
コール・ド・バレエ(群舞)で、全てがぴったりそろいすぎると、私は催眠術にかかったみたいに眠くなってしまいます(笑)。(バレエに無知なのですみません)
今回は、それぞれのダンサーの個性がとても豊か。機械のようにそろうのではなく、個性を生かしつつ迫りくるような美しさを魅せるコール・ド、世界トップクラスのダンサーの集まりとは、こういうものかと圧倒されました。
ZU~さんは、ハンガリーに出張だったので、母とふたりでタクシーで帰る予定でしたが、ヒースロー空港着くと同時に連絡してくれて、コヴェントガーデンまで車で迎えに来てくれました。
疲れていたと思いますが、夜遅かったので、とてもありがたかったです。
こちらは、2024年3月に、オペラ マダムバタフライ(蝶々夫人)をZU~さんと観に行った時のもの。
(舞台の少し上に、英語字幕 始まる前の写真です)
昨年末、めぎさん(SSブログ「ドイツ再発見」)に、アスミク・グレゴリアン公演があると教えていただいて、チケットを取りました。このチケットも完売、当日は満席で立ち見席もいっぱい。
グレゴリアンの歌声に、涙する人もたくさんおられました。
すばらしい歌声で、こんなオペラを生で観ることができて感動。
最後、桜が散る中、蝶々夫人が腹を切って自殺する演出でした。日本といえば、切腹が劇的で分かりやすいのかな。
こちらは、その時撮ったもの。3月は、まだ日が短くて夜の空ですね。
素晴らしいバレエを観ることができたのは、母が絶対に観たいと言ってくれたおかげ。
そして、グレゴリアン公演を教えてくださって、ロイヤルオペラハウスに足を踏み入れるきっかけを下さっためぎさんに感謝。
2024-07-13 06:00
nice!(23)
コメント(15)
バレエの群舞って、機械のように揃うものがお決まりだと思っていたのでやすが、
踊り手さんの個性を活かした演出もあるのでやすね!
バレエに対する意識が、大きく変わりやした!
by ぼんぼちぼちぼち (2024-07-13 11:45)
素晴らしい舞台だったんですね。
おとさんの感動がブログの文字から感じられます。
ロンドンとかだと、こういう超一流の芸術に触れられる機会が多いことでしょう。
by YAP (2024-07-13 17:31)
お母様ともここへいらしたのですね!楽しめてよかったですね♪
白鳥の湖って新たな解釈の演出でやっているところもあるし、ずっと伝統を守って引き継いでいるところもあるし、それだけ見て回ってもとっても面白い演目ですね。
それに、見に行くと、映像で見るのとは違って全体が見えるし、生演奏に合わせるダンサーたちの息遣いが感じられるんですよね。ダンサーたちを見ながら指揮する音楽もただ自分たちで演奏するのとは全然違うし、凄い臨場感ですよね。
グリゴリアンの蝶々夫人もいいな~ロンドンに住むのって、最高の芸術がすぐそこにあって、ホント羨ましいです。
by めぎ (2024-07-14 16:54)
良い夜となりましたね。
お母さまも喜ばれたことでしょう。
ロンドンの地下鉄、そういえば閉鎖なんてこと
よくありましたね。
by 八犬伝 (2024-07-14 20:10)
思ったより一幕がそんなに長くないし、休憩もあるから、
案外、引き込まれて集中していたらあっという間かしらね。
映画よりも観やすそうです^^。映画、2時間ぶっ通しは最近疲れちゃって。
建物もとってもオシャレですね。空が見える高さのある空間、
すごくいい感じの写真♪
by Inatimy (2024-07-14 22:58)
本場で見たら良いんでしょうねぇ
見てみたいなぁ
by (。・_・。)2k (2024-07-16 23:02)
♪ぼんぼちぼちぼちさん ありがとうございます♪
私も、そういうものだと思っていたので、驚きました。
同じ振り付けでも個性が出ていて、個人的には、そういう演出の方が楽しいです^^
by おと (2024-07-17 00:47)
♪YAPさん ありがとうございます♪
ブログの文字から、、ほんとですか?!そんな風に言ってくださって嬉しいです^^超一流のエンターテインメント、音楽も舞台も含め、いろんな種類があって、ほんとにキリがないですね~。チケットをとるのも勇気がいりますが、行ってみて良かったです。
by おと (2024-07-17 00:55)
♪めぎさん ありがとうございます♪
この生演奏がまた素晴らしかったです。何度も泣きそうになるくらいに、切ない音でした。。ダンサーとの一体感がすごくて圧倒されました。最高の芸術、すぐそこにあっても手を伸ばすのに勇気がいって、まぁいいかと思いがちですが、体験することができて本当に感謝です。そうそう、帰り際に、最後の演出について、どう解釈するかを、嬉しそうに議論している若い方々がいて、こういうのっていいなぁと思いました。
by おと (2024-07-17 01:04)
♪八犬伝さん ありがとうございます♪
ロンドンの地下鉄、よく止まるし急に入口が閉まったりしますよね。。。困ります。でも、地下鉄の入口のボードに、地下鉄職員さんからの面白いメッセージが書いてあったりして、そういうユニークなところは好きです。
by おと (2024-07-17 01:08)
♪Inatimyさん ありがとうございます♪
ほんと、自分でびっくりするくらい、あっという間にでした。
確かに、このくらいの長さで休憩がある方が、集中がとぎれないかも。楽しませるのが上手いなぁと感心しました^^ロンドンって、クラシカルな演目でも、自由に楽しもうよ、というラフな雰囲気があって、そこも魅力だなぁと思います。
by おと (2024-07-17 01:16)
♪(。・_・。)2kさん ありがとうございます♪
私の中のバレエの、ちょっと退屈なイメージが、覆されました^^
ものすごく楽しかったです♪
by おと (2024-07-17 01:19)
♪tarouさん、xml_xslさん、@ミックさん、鉄腕原子さん、ryo1216さん、ずん♪さん、てんてんさん、angie17さん、向日葵さん、ぼんさんさん、まささん、enosanさん、ぽこねんさん、suzuranさん、えすぷれそさん、nice!ありがとうございます♪
by おと (2024-07-17 22:44)
オペラハウスの天井、TGVで到着したセントパンクラス駅のきらきら立派な天井があるだて2階、3階?アーケードに雰囲気が似ています。NYのメト、ウィーン、パリでオペラを見ましたが、どれもクラシックな内装だったので、これには驚きました。舞台を見る座席の写真だとモダンな感じはしないのに。バルコニー部分が広いですね。東京の新国立劇場の会員だった2年間は、先行予約でいい席がとれて割引もあったので、かなりの演目をみました。ロンドンのロイヤルオペラも行ってみたいです。
by TaekoLovesParis (2024-07-18 11:11)
♪TaekoLovesParisさん ありがとうございます♪
そうですね!セントパンクラス駅の雰囲気に似ていますね!あのアーケードを縮小したような感じです。舞台側と赤い絨毯の階段はクラシックで、その隣に、このモダンなレストラン、その脇に長~いエスカレーターがあります。クラシックとモダンを上品に組み合わせるのが上手いなぁと感心します。オペラ、少ししか見たことがないんですが、生の舞台って良いですよね~♪ パリのシャガールの天井が観たくて、見学しました^^(あの場所でオペラ、すごいでしょうね~)
by おと (2024-07-19 19:30)