SSブログ

マール・メノール(塩湖)を散歩 [スペイン南東部 ムルシア(2022.9月)]

2022年9月に、ひとりで、友達のスペイン人夫婦を訪ねた旅について書いています^^
ムルシア空港に到着後、彼らの自宅に行って一休みした後、夕食までの時間、散歩することに。

P1040651.jpg

彼らが生まれ育った故郷ということで、綿密なプラン(^^)を立ててくれていて、全てお任せ状態。
まず訪れたのが、マール・メノール。

マール・メノール Mar Menor 
スペイン語で「小さな海」の意味
スペイン・ムルシア州南東部にあるラグーン(塩湖)
幅100mから1,200mで22kmにも渡るラ・マンガと呼ばれる砂嘴によって地中海と隔てられている。
ウィキペディアより

彼らの説明では、ラ・マンガのおかげで大きな波が立たず、ビーチで子供をあそびせるにも安全だそう。



P1040648.jpg

夏のバカンス時期を過ぎたころで、夏の終わりという雰囲気。

こんなに曇ることって珍しいそうで、私がロンドンの天気を連れてきたね、と笑われました。
いつもの青空の景色、見たかったな~。

ここは、本当に素晴らしい宝石のような場所と言われていたのですが、洪水被害にあってからというもの、外資が撤退し、市政もあてにできず、ずいぶんさびれてしまったと悲しんでいました。開発途中に考古学的に貴重な品が発掘された場所も、掘りかけのまま放置。一見、華やかに見えても、いろいろな問題があるそうです。

P1040652.jpg

結婚した日にふたりで食事したという、彼らの想い出のレストラン。

P1040653.jpg

緑が美しい。

P1040654.jpg

彼女は、三人姉妹の真ん中。ドレスなどに一切興味が無く、結婚式では、前日に街のショップで購入したシンプルな服を着たそうです。ジュリア・ロバーツそっくりの美人なので、ウェディングドレス姿も美しいに違いないけれど。(妹さんやお姉さんは、白いウエディングドレスを着て、いわゆるオーソドックスな結婚式を挙げたそうで、その方が一般的とのこと)
自分のスタイルを貫くし、意見や好みがハッキリしていて、彼女のそういうところも、私はとても好き♪
そして、決して無理強いせず、彼女の意見を尊重する彼も素敵です。

P1040656.jpg

過去の歴史を、順番に掲示してありました。

P1040657.jpg

故郷を愛する彼らにとっては、この掲示の仕方も納得できない様子。
20年以上前から、すっと同じで、全く何も更新されていない。
ずいぶん色もあせてきて、もっと手入れするべきだと。
ムルシアの市内には、どんどん税金がつぎこまれ、少し離れた田舎は放置とはどういうことなのかと。

P1040659.jpg

お肉やさん。
彼らの行きつけは、ここではないそうですが。

P1040658.jpg

いっぱいぶら下がってる♪♪美味しそう~。

そうして、いろんな話を聞きながら、1時間ほど散歩して、そろそろ食事の時間。
地元のお気に入りのお店に連れて行ってくれるそうです。ワクワク^^

nice!(20)  コメント(11) 

春を待つ スノードロップ [畑・花・庭園]

2月から咲き始めるスノードロップを訪ねて、Welford Parkへ行きました。

ロンドンから西へ、車で1時間くらいでしょうか。

イギリスには、スノードロップが群生している場所がいくつもあって、そのうちのひとつです。

P1080158.jpg
駐車場から入口への道。

P1080162.jpg
入場料は£12でした。

黄色のお花は何かな~。白い花がスノードロップ。

P1080163.jpg

スノードロップ snowdrop
ヒガンバナ科ガランサス属
学名 Galanthus L.

この花が咲き始めると、もう少しで春。
みんな、スノードロップが咲くのを待ちわびて。

P1080166.jpg

もともとは修道院があったそうです。歴史の長いカントリーハウスと教会があります。

P1080168.jpg

湧き水かと思うくらい、透明で美しい水でした。

P1080174.jpg

奥には、スノードロップの森。

P1080176.jpg

なんて可憐な。

P1080178.jpg

一生懸命写真を撮っておられました。

P1080179.jpg

私も同じく。雪が積もっているみたい。

P1080182.jpg

スノードロップにもたくさんの種類があるそうで、売店のスノードロップのティータオルに、それぞれの絵と名前が書かれていました。

P1080186.jpg

水草かな。映り込みが楽しくて。

P1080192.jpg

ここが売店。中は、スノードロップの食器やティータオル、エプロン、絵画、などなど。
この右手には、カフェがあって、満席。
ちょっと寒かったので、温まりたい人が多かったのかも。

この時期に何度も繰り返し訪れる人がいるそうですが、その気持ちがよく分かります。
とても静かで、美しくて、癒やされる場所でした。

P1080160.jpg



nice!(20)  コメント(13) 

友達に会いに、ロンドンからムルシアへ [スペイン南東部 ムルシア(2022.9月)]

昨年9月中旬のスペインの旅のことを書き始めようと思います。

目的は、スペイン南東部のムルシアに住んでいるスペイン人の友達に会いに行くこと。

私は、スペイン語は全くわからないし、英語もひどいものなのですが、彼女とは、いろいろな事を相談しあったり、近況報告したりして、連絡を取り合ってきました。彼女は私よりずっと年下ですが、あまり気にしたことはありません。

彼女とふたりで、タイのチェンマイに旅をしたこともあります。
チェンマイで、地元のツアーに参加して、オーストラリア人の女性に「あなたたち、どうやって、意思疎通してるの!?」と驚かれました。私も、とても不思議です。

ZU~さんが仕事でロンドンを離れる期間に、ちょうど彼女も休みが取れるということで、私ひとりで、ムルシアを訪ねることになりました。

IMG_0270.jpg
(ガトウィック空港へ向かう電車からの眺め)

easyJet航空で、ロンドンのガトウィック空港からムルシア空港まで、2時間半ほどのフライト。
家からガトウィック空港まで、地下鉄とナショナルレイル(National Rai)lを乗り継いで、1時間ちょっとです。

ガトウィック空港に行くのは初めてだったので、ドキドキ。
日本のJRのようなナショナルレイルは、事前アナウンスもなく、そして時間通りでもなく、おもむろに音もなく発車する(笑)ので、この電車で良いのかどうか、とても心配でした^^

IMG_0271.jpg

無事にガトウィック空港に着いて、飛行機に乗るところ。

IMG_0274.jpg

そして、ムルシア空港に到着。

昨年の9月は、まだ、コロナの影響(空港関係者の人員不足など)で、フライト遅延が多かったのですが、行きも帰りも、予定通りに飛んでくれて、とてもありがたかったです。

友達夫婦(ふたりともムルシア出身のスペイン人)が5歳の娘さんと一緒に、空港まで迎えに来てくれました。
いったい何年ぶりだろう。
彼女の妊娠がわかった時に、ちょうど会ったので、6年ぶりくらい。
家に泊まれば良いと事前に提案され、お言葉に甘えて3泊も滞在させてもらいました。

P1040642.jpg

家について、ウエルカムドリンクとおつまみを出してくれました。

彼女は、料理は、ほとんどしないタイプ。彼が、料理好きで、おもてなし好き。
彼は、グラスにも、こだわりがあって、飲み物によって使い分けるそうです。とても丁寧で、見せ方にもこだわりがあります。奥のお皿には、イチジク。何を飲んだのだったかな、、、。

P1040641.jpg

彼らの親戚のお家で取れたもの。とーっても美味しくて絶品。
剥いた方が舌触りが良いからと、彼が、包丁で、ものすごく薄く、綺麗に剥いて、小さなお皿に入れてくれました。

P1040643.jpg

ここは、彼らの仮住まいで、場所は、ムルシア市より海の方へと南下したところ。
現在、購入したお家を改装中だそうです。

P1040644.jpg

このプールで、大きな犬を連れて楽しそうに泳いでいた男性は、イギリス人。
引退してここに住んでいるとか。イギリスより住みやすいのかな。

この時、ロンドンは最高でも17℃くらいだったのですが、ムルシアは30℃以上。。
9月中旬でも、真夏。クーラーが必須でした。

コッツウォルズで彼女たちへのお土産を購入した話はこちらです^^

私が持参したのは、コッツウォルズのウイスキー、彼らが日本好きなので、日本食材店で購入した日本酒とお菓子(ばかうけ)、大英博物館のショップで買った遊べる本。
娘さんは、英語も学習中。(友達は、私が想像していたよりもずっと教育熱心でした^^)

IMG_0253.jpg

使ってくれているかな~♪
nice!(15)  コメント(10)