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クリスマスイルミネーション2023 [ロンドン散歩]

もうすっかり季節外れですが、昨年(2023年)のロンドンのクリスマスイルミネーションのことを書こうと思います。

12月24日に、家で夕飯を食べた後、少しだけロンドンの繁華街を歩いてみることに。
うちから徒歩と地下鉄、あわせて40分くらいです。
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ときおり、小雨がぱらつきましたが、イルミネーション見学。
フォートナム&メイソン。
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飛び出ているからくり時計から、音楽とともに人形が現れます^^
人形の写真は、残念ながらうまく撮れず。

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ここは、本屋さんのハッチャーズ。
セントパンクラスの駅に本のツリーをデコレーションした店。

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ニュー・ボンド・ストリート。
時計や宝石の高級ブランド店がずら~っと並んでいます。
ショーウインドウの時計や宝石は、店内に移されていました。
窓ガラスを割って、盗む人がいるのだと思います。

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カルティエCaetier 気球のデザイン
結婚する前、両親とイギリス旅行をして、父に、ここでシンプルな3連リングを買ってもらいました。
それ以来、ずっと外さずにつけています。私の大切なお守りです。
30年以上つけているので、一度劣化して切れたのですが、日本の店舗にて無料で修理した上、美しく磨かれて戻ってきました。さすがカルティエ。
手前はショーメCHAUMET、奥にミキモトMIKIMOTO。

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シャネルの隣に、ディオール。
このデイオールのイルミネーションが、とても繊細にできていて、見とれました。

時計や宝石が欲しいわけでもないのに、楽しい。
完全な、お上りさん状態で、キラキラの光に誘われて。

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12月25日は、雨。
バスもお休みで、スーパーマーケットも閉まります。
五つ星ホテルの並ぶエリアを、車でドライブ。
眺めるだけで、楽しいのはなぜだろう^^。
美しいものを見るのは楽しい。とても満足しました。

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2023年カウントダウン花火 [ロンドン散歩]

2023年の年末から年始にかけて、娘夫婦が日本から来てくれて、賑やかな時を過ごしました。

娘たちが、ロンドンのカウントダウン花火を見てみたいとリクエスト。
今までニュースでしか見たことがなく、”すごい混雑なので、娘夫婦ふたりで行ってくればいいんじゃない?”、と思っていたのですが、ZU~さんが、”せっかくだから、この機会に一緒に行こう”と。
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見学ゾーンに入るには、チケットの事前予約が必要です。
ちょっと遅れをとったため、良いゾーンのチケットは全て売り切れで、一番遠いレッドゾーンの入口5というチケットを4人分とりました。料金は、どのゾーンもすべて一律で、ひとり£20です。
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このブルーゾーンが、正面で見えて、一番よい場所だそうです。
午後8時から10時半の間に入場するようにという指示で、わりとのんびり、午後10時くらいに入場して、カウントダウンを待ちました。5番入口に入るチケットチェックの場所は、かなり混雑していましたが、入った後は、自由に好きな場所で待機出来ます。
(場所取りする人は、オープンと同時に入るようです)
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アナウンスと一緒にみんなでカウントダウン、年明けと同時に花火の始まり。
遠くに見えるのかと思いきや、すごい大きさの花火がどんどん上がって、私たちのゾーンでも、十分に満喫出来ました。花火を間近で見るのって、何十年ぶりだろう、子供たちが小さかった頃以来。
音楽とドローンを駆使したストーリー性のある演出で、想像以上の迫力でした。
ロンドンアイ(大観覧車)から飛び出るように出てくる花火もあって、いったいどんな仕組なんだろう。。。
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みんなで、おお~!!!と声をあげながら、拍手もしながら、夢中で見学。

終わった後の、混雑ぶりもすごくって、乗ろうと思った駅は封鎖されていたので、ひと駅歩き、地下鉄に乗って家に着いたのは午前2時前。なんとも刺激的な年明けでした。

BBCによると、10万人が見学し、12,000 以上の花火が上げられたそう。
約13分の間に、こんなにお金をつぎこむなんて、という否定的な意見や、ゾーンのチケット数を多く売りすぎで危険だという意見も。偽造チケットも出回ったらしく、混雑しすぎて入れなくなるゾーンもあったそう。入口5は、人気ゾーンではなかったので、かえって良かったのかもしれません。
とにかく、無事に終わってホッとしました。
演出は毎年違うそうで、6か月かけて計画を練り、設計して作成するまで1か月を費やしたとのこと。
エンジニアたち、すごいなぁ。
このために働いた人たちに、感動をありがとうと伝えたいです。

BBCのユーチューブ映像を置いておきます。


娘夫婦は、先週、無事に日本に帰ったので、家の中は、ぽっかり穴が空いたみたいに静かです。
部屋の温度まで下がったように感じて、私は、ちょっと放心^^。
いつもどおりの日々を、と思いつつ、まだ余韻に浸っています。

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好きなものを眺める幸せ [ロンドン散歩]

大好きな陶芸家のポップアップイベントに、行ってきました。

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約3年前、ロンドンに来たばかりの頃、ある雑貨店に、この方の作品が置いてあって、素敵だなぁと何度も眺めながらも購入せず、そこに置いてあった名刺をもらってきて以来、ずっと好き。

その雑貨店は、コロナの後、廃業してしまって、名刺情報を頼りにインスタグラムをフォローしました。
9月のアートエキシビジョンArt Exhibitionに参加するというお知らせを見て、訪ね、初めてひとつ購入。
そして今回は、HONE of MODERN MAKERS クリスマスポップアップという小さなイベントに出品するということで、見に行きました。そして、一輪挿しをひとつ購入。

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左側の建物の中で開催。
いろんな作家さんが出品していて、小さなクリスマスマーケットという雰囲気でした。

陶芸家の女性に、「この作品たちがとても好きで、実はひとつ持ってます」と、勇気を出して話しかけたところ、「9月にハウスに買いに来てくれたでしょ、覚えてますよ」って笑顔で言われて、ものすごく嬉しかったです^^(もう大好き!、笑)。9月に買った時に、「それは私のお気に入りなのよ」って話しかけてもらったんですが、覚えてくれていたなんて。東洋人だから珍しかったのかな。

その後、クリスマスのライトアップを観に、セントパンクラス駅へ。
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これが、今年のクリスマスツリー。
Hatchardsハッチャーズというイギリス最古の書店が提携
高さは12m。
下の座席で、選択肢の中から選んだオーディオブックの抜粋を5分間、聞くことができる。
粋なサービス^^。席は、なかなか空きそうになく、眺めるだけにしました。

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図書館や本棚が、大好きなので、嬉しい。
残念ながら、螺旋階段は登れません。登れたらいいのにな。

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270の棚に、古典を含む3800冊以上の手書きの書籍。
すごいものを作るなぁ。

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二階の、ここは通路だったんですが、お洒落なバーになっていました。
ユーロスターと駅を眺めながら飲めますね~。

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ユーロスターでロンドンに到着すると、最初にこのメッセージが目に入ります。
I want my time with you
私の時間をあなたと過ごしたい
トレイシー・エミンTracey Eminのネオン作品。自己言及的で強烈な作品が多いアーティスト。

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そして、最後に、もうひとつ。どうしても見たかったもの。
デイビッド・ホックニーDavid Hockney プロジェクトの、クリスマスツリーのライトアップデコレーション。対岸から眺めました^^

*****
今年も一年間、ありがとうございました。
ブログに立ち寄ってくださった全ての方に、心から感謝しています。
書き始めて、まだ2年の、ひよっこです。
どこまで続けられるかと思いつつ、読んでくださっている方と、コメントに励まされています。
これからも少しずつ、マイペースで、楽しみながら続けて行きたいと思います。

みなさま、どうぞ良いお年を。

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