SSブログ
海外スキー(2022年) ブログトップ
前の3件 | 次の3件

2月のスキー ④ Zugspitze2962mに登る [海外スキー(2022年)]

2月のスキーの話が続いています。ガルミッシュパルテンキルヘンの三日目です。
天気予報を確認すると晴天マークだったので、早起きして、Zugspitze2962mに上ることにしました。

IMG_8777.jpg

Seilbahn Zugspitze *ケーブルカーを待っているところ。ガラスについた霜の形が、綺麗だなぁと眺めつつ。
注*cable car ロープウェイです。以下、ロープウェイと解釈してください。

ケーブルカーは、一気に山頂まで連れて行ってくれます。スキーで滑るバーンがあるのは、そこからまた小さなケーブルカーで少し下がった場所のSonnalpin Bahnhpf Zugspitzplatt。そこまで登山電車で行くことも出来ます。

IMG_8792.JPG

Seilbahn Zugspitze というケーブルカーは、今まで経験した中で、一番、急勾配を行く乗り物でした。信じられないくらい高い場所から、ケーブルで吊られていて、あまり外を眺める余裕がなく。こんな上まで、ケーブルカーでつなぐなんて、、、。作ろうと思うこと自体にも驚き、そしてそれを作ってしまう技術にも驚き、、。スキー板やスノーボードを持った体格のがっちりした方々と一緒に、20名くらいで乗り込んだのですが、風ですこし揺れたりすると、みんな、”おお~っ”、と声にならない声を上げて。私だけじゃなくって、みんなけっこう怖いんだ、と思って、ちょっとホッとしました^^

Zugspitzeのサイトです。
高所恐怖症の方は、見ない方が良いと思います、、。
https://zugspitze.de/de/Zugspitze/Sommer/Seilbahn-Zugspitze

こちらは、上記サイトの中の動画です。どのように作られていったかの工程。
私には、このカメラアングルが怖すぎて、見ていられません、、。興味のある方はどうぞ^^
https://www.youtube.com/watch?v=B_DPqu3vD6c

P1000474.JPG

頂上地点マークかな、、ココへ向かう方もおられるようです。

P1000463.JPG

山頂の眺めは、もう圧巻でした。
山々の手前に見えているのは、雪で覆われているEibseeという湖。

P1000475.JPG

山頂の建物。階段を登ると、360度歩き回れるようになっています。

P1000464.JPG

ここを通って向こう側は、オーストリア。
私たちは行かなかったのですが、オーストリア側に行くこともできます。

P1000471.JPG

快晴で。眩しく。

P1000470.JPG

もうひとつのケーブルカーで少し下がって、スキー場へ。
左方向に広がるスキーコース。リフトが小さく見えています。
ここを今から滑るのか、と、ドキドキ。

P1000488.JPG

標高が高く、すぐに息が切れてしまうので、慣れてくるまで休み休み滑りました。

SKI_1.jpg

この日滑ったのは、マップ右上のZugspitzeから左に向かって広がるスキーコース。
雪質は、締まっていてとても良く、登ってきて本当に良かったなぁと思いました。
スキーやスノーボードは持たずに、山頂の景色を楽しんでおられる方々も見かけましたし、そり滑りをされている方々も。
そり専用コースが設置されていたのですが、とても長くて本格的。かなり勇気がいりそう。みなさん、シンプルなそりを持ってコースに向かっておられたけれど、どうやって曲がるのかな、体重移動かな、、スピードコントロールってどうやるのだろう??ブレーキは??など疑問点がいろいろ。

P1000489.JPG

リフト券は、Zugspitze専用チケットを購入。チケット料金の中にケーブルカーや登山電車も含まれています。スキーヤーチケット1日券で€52、ノンスキーヤーチケット(往復)も€52で同料金。
リフト券というより、ケーブルカー&登山電車料金ということですね。

こんな素晴らしいバーン、もう本当にワクワクしてしまって、つい夢中になって筋肉の疲れを忘れてしまうので、ちょっと気持ちにブレーキをかけながら、とにかく怪我をしないように気をつけました。

翌日ロンドンに帰るフライトは、夜の便。
Zugspitzeが、あまりにも素晴らしかったので、もう一度朝からここに来てお昼過ぎまで滑ってからエアポートに向かうことに。
こうやって、山の誘惑に負けて、どんどんハードスケジュールにしてしまうわけです、、。
つい刹那的になってしまうので、要注意ですね。


nice!(12)  コメント(8) 

2月のスキー ③ ガルミッシュパルテンキルヘンの街 [海外スキー(2022年)]

スキーの話の続きです。
2日目、滑り終わった後、絆創膏を買うために、ガルミッシュパルテンキルヘンGarmisch-Partenkirchenの街を少しだけ散策。

P1000441.JPG

ホテルのフロントで、どこに絆創膏が売っているのか聞いて。
薬局でもよいけれど、すぐそこのスーパーにもありますよ、と教えていただいて、出発。

フロントといえば、、
ホテル内はFFP2マスク着用だったのですが、スキーに来られたのではなさそうな装いの奥さまが、マスクをするのが嫌だ、と受付の方に文句を言っておられました。
パートナーの方と、ホテル前にスポーツカータイプのジャガーで乗り付けて、なんとなくココの素朴な雰囲気に似合わなくてちょっと目立って。。
どこの国の方かな、、発音から予想して英国かな、、。
マスク着用義務について、事前にホテルからメールが届いているはずだし、国で決められていることなのだけれど、、。その方は、ずいぶん粘って粘って、でも、毅然としたフロントスタッフにFFP2マスクを渡され、最終的には、渋々着用。いろんなお客さまがいて、フロントの方も大変だなぁと思いました。

P1000443.JPG

スキー場に向かうのとは反対側に商店街があり、三角屋根のパステルカラーの建物が並んでいました。
壁のペイントと、ウッドデッキの、出窓のようなベランダが印象的でした。

P1000449.JPG

このペイントは、シンデレラのお話?かな、、。

P1000447.JPG

通りの一角の、このお店のショーウインドウに一目惚れ。
夏にWindermereを旅行した時に、閉まっていたお店のショーウインドウにハリネズミHedgehogの置物を見かけて以来ずっと探していました。
あの時のハリネズミではないけれど^^

P1000448.JPG

帰りに、忘れずに、絆創膏を買って。
歩いているうちに、はじめの大事な目的を忘れそうでした。
確か、この右側の建物の中がスーパーマーケットだったと思います。

P1000450.JPG

向かい側に、良い雰囲気のレストラン、素敵だな~と思いつつホテルに帰りました。

P1000502.JPG

ここで購入した小さなハリネズミさん。€12.9(1700円くらい)
とても嬉しい。大切にします^^
nice!(12)  コメント(9) 

2月のスキー ② ガルミッシュパルテンキルヘンGarmisch-Partenkirchen [海外スキー(2022年)]

ドイツのガルミッシュパルテンキルヘンGarmisch-Partenkirchenのスキーの話、2日目。

朝から雨でした。今日はスキーは無理かな、と、天気予報を眺めつつ午前中ゆっくり過ごし、お昼前になると、雨が雪に変わりました。
雪なら滑ろう、ということになり、ゴンドラ(ケーブルカー)乗り場へ。
この日も、カメラなしで携帯のみ持参。
ゴンドラ乗り場のリフト券売り場でも、FFP2マスク着用で、パスポートなどの身分証明書とワクチン接種証明書(携帯アプリのバーコード読み取り)が必要です。

IMG_8996.JPG

駐車場とゴンドラ乗り場の間に線路があり、登山電車が走っています。
電車がすぐそばを通るたび、嬉しくて。
スキーブーツでスキー板とポールを担いで歩いていて携帯を出す余裕がなく、Zさんに撮ってもらいました。一度に、平行していろんなことをこなせません、、、。
この電車で、街からゴンドラ乗り場に行くことができます。滞在中にぜひ乗ってみたい。

ゴンドラでOsterfelderkopf2057m山頂に向かいました。
少しずつ天気が回復し、ちょっと青空がのぞいていて、これなら滑れそう。

SKI_1.jpg

この日滑ったバーンは、Osterfelderkopfから左側に広がっている所(マップの真ん中左上あたり)

IMG_8767.jpg

日本のスキー場にとても良く似ていて、リフトに乗っていると志賀高原にでもいるみたいな気持ちになりました。

IMG_8751.jpg

それでも、途中にはこんな場所。

IMG_8753.jpg

近づいて。

IMG_8754.jpg

この間を通るのか、、、。

IMG_8761.jpg

そこを抜けるとこんな景色。

こんな岩の間を初めて滑りました。
岩壁に圧倒されます。視界が良くなって、ホッとしました。
こういう知らないバーンは、天気が悪いと危険なので、無理せず気をつけてゆっくりと。

IMG_8775.jpg

山頂あたりのバーンを何度か滑ってゴンドラまで降りた頃には、すっかり晴れていました。
駐車場に帰ってきて撮った写真。見えている建物が、Alpspitzbahnゴンドラ乗り場です。
とても綺麗な建物で、中も近代的なデザイン。入り口には大きな電光掲示板があり、ゲレンデの状態を確かめることができます。
Alpspitze2628mの名前の付いたゴンドラですが、終点はOsterfelderkopf2057m山頂です。Alpspitzeをゲレンデから眺めることができるから、この名前なのかな。

久しぶりのスキーで、それほど滑っていないのに全身が筋肉痛。自分のスキーブーツを持ってきたのに、インナーが古くなったせいなのか靴擦れに。くるぶしの下が擦れて水ぶくれが潰れてしまったので、この後、絆創膏を買うために街に。

こんなマニアックなスキーの話って、どうなのかな、興味のある方っておられるのだろうか、、と思いますが、まだしばらく続きます。

nice!(13)  コメント(10) 
前の3件 | 次の3件 海外スキー(2022年) ブログトップ