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生麹にハマる [食べ物・料理]

ロンドンで、生麹を製造販売している小さなお店があることをSNSで知り、買ってみることにしました。
塩麹や醤油麹を、乾燥麹から作ったことはあるのですが、生麹は初めて。

お店によると、生麹でどぶろくを作れるとのこと。
日本では、酒類製造免許なしにアルコール分を1%以上含む飲料の醸造は酒税法で禁止されていますが、イギリスでは、個人で消費する分に限り、アルコール飲料の自家製造が許可されているそうです。

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3月初め、書いてある手順通り、作ってみました。
お水と、炊いたお米と、生麹と、パン用のイーストのみ。
発酵してガスが出るため、蓋してはいけないそう。

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数時間すると、”ぱちぱち、ぷくぷく” っていう小さな音とともに、泡が上がってくる。

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生きている!と思うと、とても嬉しくて。
パンの発酵をみるのも大好きですが、お米の発酵にも興奮(笑)
なんとも良い音を出します。
寝ているうちに、これがブクブク溢れちゃったらどうしようと心配で、瓶の下にトレーを置いておきましたが、大丈夫でした^^

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毎日、1~2回ずつ、かき混ぜて、泡が落ち着いてきたら完成。
4日くらいで、落ち着いてきたので、容器に入れ替えて、冷蔵庫に保管。

透明な部分が日本酒。混ぜたらどぶろく。
お米は小さく分解されています。
冷蔵庫で、熟成させても良いし、すぐ飲んでもOKとのこと。
こういうの、大好き!とにかく、楽しい!

沢山出来たので、夕食時に飲んだり、料理に使ったりしています。
パン用のドライイーストで作りましたが、ビール用のイーストでも作れるそう。
イーストの種類によって、味が変わりそうですね。

ZU~さんは、期待したほどの味ではない、とのことですが、私は、かなり満足。
ちょっと酸味があって、スッキリした味わい。
こちらで料理酒は高価なので、白ワインで代用していましたが、これなら気にせず入れられて、混ざりものもないし、何しろ育てた愛着が(笑)。

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どぶろくが出来たころに、咲いたヒヤシンス。
ヒヤシンスって、英語だと、”ハイヤスンス” みたいな発音。カタカナと全然違う。。
植え替えに行くときに、覚えました。

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同じ日の西の空。
3月も、あいかわらず雲が多く、久しぶりに、夕方の光を見つけて、写真を撮りました。
今の借り住まいは、ロンドン中心から離れた端っこの方で、ベランダがマンションの中庭に面していて、静か。朝は鳥のさえずりが聞こえてのどかです^^春まであと少し。。

***
読んでくださっている皆さま、いつもありがとうございます。
またちょっと遠出してきます。4月は、いろんな予定が詰まっていて、書きたい気持ちはあるのですが、投稿が不定期になりそうです。時間の使い方が下手です、。どうぞよろしくお願いいたします。
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少しですが 雪山の景色 [海外スキー(2024年)]

今シーズン2024のスキー。
1月中旬、初滑りで、スイスのヴェルビエVerbierに行ってきました。

今回、ヴェルビエVerbierに到着後、体調がすぐれず、高地に体が慣れるまでホテルで待機したため、私が滑れたゲレンデは少ないのですが、ゲレンデでのことを最後に。
(写真は携帯で撮ったもの)
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私が待機している間に、ZU~さんは、ひとりでいろんなゲレンデを梯子して滑り、あまり標高が高すぎず、なおかつ、雪の状態が良く、あまり混んでいない場所を選んで、ピンポイントで連れて行ってくれました。専属ガイドのよう。。

登る時も、あまり急には高度を上げず、少しずつ。
滑る時も、一気に滑り降りずに、途中で止まりながら、体を慣らしました。
2500m以上になると、ちょっと警戒して気をつけて、なるべく、それより下で滑りました。

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高地にすぐ適応できないのは、年をとったから、というのもあるでしょうし、もともと、気圧の変化にも強くないので、仕方ないかな。
滑っていると忘れがちですが、呼吸が苦しくなりやすいので、用心しました。

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レトロなゴンドラ。懐かしい感じ。

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ホテル待機じゃなくって、山に登れて、かなり嬉しい♪

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主に、Savoleyres2344mのスキーゲレンデで滑り、山のレストハウスで昼食。
何を食べようかと、チョークで書かれたメニューを見つめる人たち。

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スキーの全身運動で汗をかいているので、外テーブルが快適です。
ヘルメットを外して、ひと息。とても静か。
店内で本格的なチーズフォンデュを食べているグループを見かけて驚きました。
こんな山の上で! でも美味しそう~。

私たちは、ボロネーゼのショートパスタを半分ずつ。

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食べ終わって、滑り始めてから、お店の全景が撮りたいと思ったのですが、ゴンドラの鉄柱が。。
こんな場所に、ポツンと建っています。

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また別のレストハウスで、おやつ休憩。りんごのタルト。
りんごそのものの味で、美味しかったです。

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帰りは、Savoleyresの下まで滑り、バスに乗りホテル近くのバス停へ。巡回バスは無料。
バス停で待っている時に撮った写真です。
このあたりは、ログハウスのような木造の建物が多いな~。

1500m近くになると、雪はかなりダレて、水分を含んで重かったです。
2500m地点くらいだと雪質が安定していますが、斜面によっては夕方になると凍ってきます。
当たり前のことですが、ゲレンデの状態って、お天気とその時の気温に、大きく左右されますね。

ヴェルビエと4バレーという広大なスキーリゾート。
私は全てを滑ることはできませんでしたが、怪我なく元気に帰ってこれたことに感謝です^^

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ヴェルビエの街 スイス [海外スキー(2024年)]

今シーズン2024のスキー。
1月中旬、初滑りで、スイスのヴェルビエVerbierに行った話です。

泊まった宿は、Hotel La Rotonde
ホテルからスキー場へのゴンドラまで歩いて7分の距離ですが、スキー靴でスキー板を持って、坂道を登って行くのは、ちょっと大変でした。坂道を下った所に、ゴンドラ行のバス停があり、そこからバスに乗るほうが楽だとわかってからは、バスを使いました。

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体の不調が治るまで、私は、宿で待機
高山病のような症状で、無理は禁物ということで、我慢。
ZU~さんが、昨年から楽しみにしていたスキー旅で、ここに4泊。

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部屋の窓から雪が降るのを眺めて、写真を撮ったりして過ごしました^^
滞在したホテルは、標高1521m。少しずつ慣れていきました。

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夕方、買い出しに出発。
1月中旬だけれど、クリスマスツリーが飾ってありました。

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これは別の日、霧で真っ白。

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ホテルから出て坂道を下っていくと、スーパーがあります。
この大通りには、ホテルや、レストランやスポーツ店、カシミヤ専門店や、ワインショップなど。
地面が、凍っていて滑ります。歩くのも要注意。

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クリスマスな雰囲気のショーウインドウ、可愛い。

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スーパーで、水やジュース、おやつなど購入。ベランダが、冷蔵庫(冷凍庫?)代わり。
学生の頃、スキー部の合宿でも、こうやって冷やしました。
オレンジジュースが、少しだけシャーベット状になります。
このオレンジジュース、美味しかったな~。ZU~さんはコーラが好き。

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宿の近くの日本食レストラン。
怪しげな雰囲気ですが、居酒屋さんみたいなところで、人気。
ここで、お弁当をテイクアウト。美味しかったので、滞在中、何度か買いました。
から揚げや、しめ鯖のお寿司や、お味噌汁などなど。
料理を頼んでおいて、スーパーで買い物して、帰りにピックアップ。

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こんな電飾^^
日本人が経営しているのではなさそうでしたが、スタッフの方も感じが良くて、何を食べても美味しかったです。

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帰る日の昼食に選んだのは、気になっていたこのお店。

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ガレットとホットサンドを頼んで二人で分けました。
お店のこだわりのホットチョコレートが、甘すぎず、ものすごく美味しかった♪

そういえば、失敗した買い物も。
スーパーで、三角のサンドイッチの形で、ライスサンドみたいな商品を見つけて買ってみたら、想像と違って、ごはんが酢で酸っぱく、固くて冷たくてパラパラ、、機械で作られていると思いますが、どうやれば、こんな風になっちゃうかな~と、、涙、、。ZU~さんに、買わない方がいいんじゃない?って言われたんですが、、その忠告が正しかったです。
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