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Royal Cornwall Museum ロイヤルコーンウォール博物館  [美術館・博物館・図書館]

4月中旬にコーンウォールを訪れて、Truroに2泊しました。

Truro にあるRoyal Cornwall Museum ロイヤルコーンウォール博物館を見学。

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ひとり£7.5、1年間有効。近くに住んでいれば何回でも行けますね^^

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入ってすぐの所に、石。
The Tregiffian Burial Chamber という墓所の入り口のお墓の原石だそうです。
墓所の現地を訪れて見学することもできるけれど、そこにある入り口の石はレプリカだそう、、。

英国における新石器時代~青銅器時代前半Early Bronze Ageのもの。
Early Bronze Ageは、紀元前2500年~1500年頃。新石器時代と青銅器時代の定義は、考古学者によって違うそうです。(ウィキペディアより)

紀元前2000年、、、すごい。私には想像できない。

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発掘されたものなどの展示。

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壁画、で良いのかな、、。

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奥にあるのが錫を流す鋳型。

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この一帯には鉱山があり、錫やいろいろな鉱物が採掘されていたそうです。

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違うスペースにはエジプト関係の展示。

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神様たち。いろんな神様がいるんだなぁ。

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ここの隣には、実物のミイラも。
ミイラは、写真を撮らないようにとの注意書き。
その理由が面白かったのだけれど、英文を写真に残さなかったのであやふやです。
ミイラにもパーソナリティがあるから尊重して下さい、というような意味だった記憶。。

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真ん中辺りに、宇宙開発系の展示。
コーンウォールから商業衛星の打ち上げを予定。宇宙空間で高精度の合金や半導体などを製造する計画があるそうです。

ここを訪ねたのがちょうどイースターの時期で、この博物館でも子供達が楽しめるようにエッグハントの仕掛けがありました。子供達、とても楽しそうでした、いいなぁ~。
思ったよりも見応えのある博物館で、楽しくて、時間をたっぷり使いました^^
私は、このくらいの、こぢんまりした博物館が、見学しやすくて好きです。

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ここからは、全く違う話です。

英国時間の9月8日夕刻、エリザベスⅡ世女王陛下がご逝去されました。(スコットランドのバルモラル城にて)。

当日朝、体調不良とのニュースがあったものの、その2日前には、リズ・トラス新首相の任命をされて、笑顔のお写真をニュースで拝見したばかりだったので、信じられない気持ち。9日に計画されていたロイヤルメール(郵便)のストライキや、15、17、26、27日のナショナルレイル(電車)のストライキも中止。ロイヤルアルバートホールでのBBCプロムス公演は、9、10日ともに中止。サッカーの試合も中止。大きな映画館や劇場は閉まっています。

ロンドンのバッキンガム宮殿に半旗が掲げられ、多くの人が集まって献花をしている様子や、各地での弔砲の様子がニュースで流れています。8日は雨、亡くなったという知らせの少し前に、バッキンガム宮殿に二重の虹がかかり、話題になりました。ロンドンは9日も雨が降ったりやんだり。満月なのですが、見えるでしょうか、、。

スーパーやパブやレストランは、通常どおり開いています。パブの人々は、楽しそうに飲んでいて、いつもと変わらない雰囲気。街の大きな電光掲示板は、女王陛下追悼に変わりました。

そういえば、シンガポールに住んでいた時に、リー・クアンユー元首相が亡くなったんだったな、と、思い出しました。

ご存じの方も多いかと思いますが、即位70周年のお祝いの動画がちょっとユーモアがあって素敵なので、リンクを貼らせていただきます。R.I.P.


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バーミンガムの図書館へ 日帰り [美術館・博物館・図書館]

1月2日に一泊で訪れたバーミンガム。
その時に撮った外観。

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1月3日、念のため入り口まで見に行っても、やはり閉館(当たり前ですね)
図書館の前に、小さなスケートリンクが作られていて、たくさんの人が滑っていました。

中に入れなくて、とても残念だったので、日帰りでリベンジ。

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なぜ図書館が好きなのかよくわかりませんが、とにかく、本が並んでいるのを見ると、ずっと眺めていたくなります。書物という存在自体が好きなのかな。

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2013年開館、とても新しい建物です。
Francine Marie Jeanne Houbenフランシーヌ ホウベン、オランダの女性建築家のデザイン。
ウィキペディアで調べてみると、いろんな図書館をデザインされています。
台湾の高雄駅や台南の公共図書館なども進行中のようです。

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7階から、中庭に出て、外を見渡す事ができます。シークレットガーデンという名前。

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バーミンガムの街並み。

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見えにくいですが、バスの右方向にある白い建物の、右側に、運河とボートが。

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そこからまた階段を上って、最上階の9階には、シェイクスピアメモリアルホールがあります。
シェイクスピアに詳しい方にとっては、きっとワクワクするところ。

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私は詳しくないので、ほぉ~~と、ただただ眺める。。。
教養が足りない。。。

半地下には、子供用の本のゾーンがあって、ひろびろ。
子供たちも、本をゆっくり楽しめる場所になっていました。

他にも訪ねてみたい博物館があったのですが、事前予約が必要、または限定した日時のみ開館で、入れませんでした。コロナの影響は大きいです。

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リバプールの海洋博物館 [美術館・博物館・図書館]

リバプールの朝、どこに行こうか、ということで、
また、アルバート・ドックを散歩して、
TATE美術館にも後ろ髪ひかれつつ、行ってみたかった海洋博物館 Maritime Museumへ。

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様々な船の模型や、

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長く航海している間に、体にどのような不調が起こってくるか。
模型でわかりやすく説明があったり、

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これは、女性の船長さんのお写真。

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できるようになりたい!と思った、ロープの結び方。

リバプール港の歴史から、
第二次大戦で沈没したルシタニア号の様子や、乗組員の方のことなども。
Uボートでの沈没の所では、家族連れのお母さんが、小さな子供たちにわかりやすく説明されていました。つい一緒に聞いてしまう、、、。

実際に乗船されていた方々の写真、衣類、家族にあてた手紙など、古いものですが胸に迫るものがありました。

奴隷貿易のことや、アフリカの文化紹介なども。
奴隷のゾーンは、その歴史なども。使われた鎖などの展示もあって、なかなか直視できず。

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タイタニックのゾーン。リバプールから出航したということを初めて知りました。
船は、IT でなく SHE/HER と書かれていて、
古くから、そのように表現されることが多いそうです。
船を造った側からの視点で、船や乗務員への敬愛を感じる展示でした。

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クイズとか。

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あぁ、こんな深いところまで。

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素晴らしいレタリングに魅了されて、細部まで眺めたり。

ざっと、観て歩いただけでも、いろいろ考えされられたり、胸にずっしりきたり。
時代をさかのぼって、そこに自分がいるかのように感じさせられる、
見応えたっぷりの博物館でした。

こちらがホームページのリンクです。
https://www.liverpoolmuseums.org.uk/maritime-museum

思ったより長い時間を、ここですごして、清潔なトイレも使わせてもらいました^^
ヨーロッパでのお手洗い探し、重要ですよね?
ヨーロッパに限らないかな、、でも少なくとも英国では、
出かけるたびに、都市部であっても、お手洗いはどこにあるか、綺麗だろうかと、いつも心配。
Zさんは、どこでも平気だそうで、、あきれられています。
(最近、ついに、車に、トイレットペーパーを常備、、、。)

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お手洗いの話になってしまいましたが、
次は、この後訪れた、LIVERPOOL CATHEDRAL リバプールカテドラルのことを。



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