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ピアノのことや、掃除のこと [ロンドン 日常の出来事など]

最近のことを書こうと思います。
ピアノのレッスンは、だいたい2週間に一度です。今回は、前の週にスペインに出かけたため練習不足ですが、そういう時こそ休まないようにしています。

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ピアノに行くバスの中からの景色。
いくつもの駅を通るのですが、ここが一番大きなジャンクション。
あ!撮りたい!、と思った時には、肝心の電車が半分過ぎてしまって、とても中途半端な写真。

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先生の家は、バスを降りてから徒歩15分くらい。
いろんな植木を眺めながら歩いています。
これは、ナナカマドかな。

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これは何の実だろう、、。
奥にも違う果実。あぁ、秋だなぁ。

バッハの平均律BWV851プレリュードとフーガは、良い感じに仕上がったね、って褒めてもらって嬉しかったです。もちろん、まだまだなんですが、追求すると、たぶんキリがないので。。
今回は、ショパンの練習曲と、ブラームスの作品へのアドバイスをたっぷりと。

ブラームスのオルガン曲をブゾーニがピアノ用に編曲した短い作品を練習しています。先生が、オルガン原曲の音源を聴かせてくれた後、ピアノで弾くには、どういうことを考えて弾くと良いと思う?との質問。(先生とは英語で会話、私の英語は中級の下、くらい)
的外れな答えでも良いから、とにかく自分で考えて意見を言うことが大事。その後、先生との会話で、導かれたキーワードは、ハーモニー、シンプル、ミニマム、シリアス、そしてディープ。
ディープなんだけれど、鍵盤を押し続けたり、力を入れ続けたりしないこと。
肩から小指へのつながりや、力の抜き方。

ショパンの練習曲は、ちょっと次の段階に入ってきて楽しいです。
左手のリズムのカウントと、ニュアンス。まるで踊りのような。
先生の音の表現が多彩で楽しい。

教会の賛美歌や大聖堂のパイプオルガンの演奏を旅先で耳にしたり、先日のエリザベス女王国葬の様子をテレビで見たり、バグパイプの美しい音色や、荒涼とした野原の風の音や、木々が揺れる音、川の流れる音や、美しい庭園の鳥のさえずり、たくさんの美しい音に触れる体験、それはきっと自分のイメージの財産になると思っています。忘れないでいられたらいいな。

レッスンの時間は、本当に楽しくて、あっという間に1時間が経ちます。

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そして、ここから急に、話が変わって、現実に引き戻されますが、家の掃除のこと、笑。
私は、掃除がとても苦手です。あまりこまめにする方でもありません。

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最近使っている洗剤たちを並べてみました。
トイレは、こちらでも日本と同じような商品(トイレスタンプとか、流せるウエットシートとか)が、売られていて、基本的に同じように掃除しています。それにライムスケール除去剤を追加(硬水度が強いため)。真ん中のライムスケールゼロ、という強烈そうな洗剤、ちょっとドロッとしていて、かけてしばらくしてから、こすると本当にピカピカになります。環境に良くはなさそうだけれど。汚れが気になった時だけ、使っています。
その隣は、99.9%除菌。日本の除菌剤のようなツンとした匂いはしません。
右からふたつ目のは、日本のジフと同じ、クリームクレンザー。シンクなどに。
一番右は、お風呂用洗剤。
(こまめに掃除しないので、洗剤が、なかなか減りません。)

バスタブ&シャワー横に、水が飛び散るのを防ぐガラスのついたてがあるのですが、シャワーの後に、ガラス用シリコンワイパーで水分をとってから、ざっと拭いています。後の掃除が大変になるのが嫌で、仕方なく。
(ライムスケールによる石灰化を予防するよう入居時に注意されました)

きれい好きな父と母は、日本のお風呂の壁にカビが生えないように、いつもお風呂上がりに水分を拭き取っていて、これが一番なんだよと言われていたのですが、あまりに面倒で、実践したことはありませんでした。
こちらに来て初めて実践。。自分が、浴室の壁やガラスのついたてを、毎回拭くようになるなんて、思ってもみませんでした。。。でも拭いておくと、本当に汚れません。

洗面所とお手洗いと同じスペースにシャワーがあるので、いつも見えるから気になるのかも。。私は、横着なので、日本に帰ったら、また拭かなくなりそうです。。

こちらには、シャワー室とトイレが、ふたつあって、Zさん専用と私専用に、分けています。それぞれ、自分で掃除するという暗黙の了解。。。時々気になって、見に行きます。そしてたま~に、少しだけ、お掃除サービス、。

どこに住んでいても、どんなに苦手でも、普段の掃除からは逃れられませんね~^^
うちは大人ふたりが住んでいるだけなので、それほど汚れないし、イギリスって曇りが多くて暗いので汚れが見えないし(笑)、Zさんも細かいことは全く言わないので楽なものだと思います。

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ベランダの植物たち。寄せ植えの植物が夏に枯れたので、次を植えたいのですが、この秋が終わってからにしようと思っています。
もう少し先ですが、私は、日本にちょっと長く滞在する予定^^その間のブログをお休みするか考え中です♪

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YAP

おとさんのピアノの先生は、ただ弾くことを教えるだけではなく、その背景とか向き合う姿勢とか、そういうところへ導いてくれるようないい先生のようですね。
日本でもこういう人はなかなかいないのではないでしょうか。
私も掃除は得意ではないです。
掃除だけでなく、整理整頓が苦手。
きれいにできることって、けっこう才能とかセンスだと思います。
by YAP (2022-09-25 06:47) 

あおたけ

バスのなかから眺めた景色、
電車の先頭部は逃しちゃったものの、
交差するタイミングで写真が撮れているのが
スゴいと思いました(・∀・)
ピアノのレッスン、おつかれさまです。
授業時間があっという間に経つのは、
それだけレッスンに集中し、
楽しんでいるからなのでしょうね(*´▽`*)
by あおたけ (2022-09-25 06:58) 

ナツパパ

レッスンしていらっしゃる曲を拝見するだけでうっとりします。
こういう曲を弾けたらいいだろうなあ、と夢想しちゃいます。
by ナツパパ (2022-09-25 13:01) 

めぎ

クラシック音楽の生まれた場所にいると、その音の背景、その作曲家の人生の背景が実感でき、ただ音符を攫って曲を弾くのとは全く違うのはもちろん、日本で想像していたのとは解釈の方向がかなり異なってくるかも知れませんね。伝記でその作曲家のことや作品成立の経緯を読んで勉強しても、その場の光や暗さやにおいや空気感を知るのとはやっぱりどうしても違いますもの。
お掃除、私も大いに苦手なんですが、自分でする場合の洗剤はクエン酸です。ドラッグストアで500mlが3ユーロぐらいで売っているのを愛用しています。それで楽にカルキも落とせるし、ピカピカになるし、環境にもいいし、においも化学的でなくてきつくないので。また、掃除婦さんに掃除をお願いしてから、なんだかそのピカピカを保持したいという欲求が生まれて、シャワーのあとで蛇口などを拭き取るようにもなりました。
by めぎ (2022-09-25 19:35) 

めぎ

あ、日本へご帰国の予定なのですね。どうぞ楽しんでいらしてくださいね!
by めぎ (2022-09-25 19:36) 

Inatimy

ナナカマドの下の写真、赤〜黒っぽい実の他に、中央下あたりに別の大きめな実もありますね。何だか食べられそうな♪
バスタブ&シャワーと洗面台のあるバスルーム(トイレ別)。我が家は一つしかないので二人で使用。シャワーした後、各自がスポンジと布を使って水分を取り除いて拭いてます。洗面台は毎朝私が顔を洗った後にハンドソープでくるっと掃除。部屋はフローリングって埃が溜まりやすいからフロアワイパーで朝夕2回して、夕方は掃除機もかけて。猫を飼い始めて以来(今はもういない)、猫のために掃除するのに慣れてきたって感じです^^;。
by Inatimy (2022-09-26 05:56) 

(。・_・。)2k

掃除 俺もできない人です
車は気になるのでせっせとしてますけどね
車のシャワールームはやはり水切りしてますね
家はしないけど
by (。・_・。)2k (2022-09-26 13:48) 

JUNKO

ピアノのレッスンをしているのですか。いいですね。楽器を弾ける人がうらやましいです。自分の感情を載せて奏でるのはいいでしょうね。私は音痴なので歌も駄目。出来ることがありません。
by JUNKO (2022-09-26 20:57) 

八犬伝

残念ながら、中途半端になってしまいましたね。
これ、列車の最後尾を狙えば良かったのに
そうですか
ご帰国されるのですね。
by 八犬伝 (2022-09-26 21:48) 

おと

♪皆さま、コメントとnice!ありがとうございます♪

YAPさん
ありがとうございます。
いわゆる”ピアノを弾く技術”というものとは違う視点で話をしてくれるので、とても興味深く、こういう所に、いわゆる大人のピアノレッスンの楽しさがあるのではないかな、と思ったりします。
確かに。きれいにできる才能とセンスが欲しいです^^

あおたけさん
ありがとうございます。いやほんと、これはひどくって。もうちょっとマシな写真が撮りたかったです。
そうですね^^先生が楽しい人で、いつも笑っていろいろ話したり考えたり弾いたりしているうちに時間が過ぎていきます。

ナツパパさん
奥さま、プロフェッショナルだし、私のような素人が好きに書いていて恥ずかしいです。歳をとってから学ぶって、若い頃とは違う楽しみがありますね。

めぎさん
おっしゃるとおり、空気とか、光とか、においとか、その空気の重さとか、違う言語で話す人々の声の響き方とか、そういうちょっとしたことなんですが、実際に体験して感じるというのは、私のような感覚的な人間にとってはとても大切なことだと思います。
クエン酸、安い粉末を買ってあるので、水で薄めて実践してみます!
ありがとうございます♪日本への一時帰国、2週間ほど先です。日本では書きたいことが変わるかもしれないな~、と思っています^^

Inatimyさん
そうなんです。青リンゴみたいなのがありますよね♪
やはり、水分ふきとりは基本なのですね。使うたびに、やっておくと汚れがたまらなくって良いですね~。
うちのフローリングは、暗くて見えないのを良いことに、埃がたまりがちです。時々明るい光が入ると、埃に気づいて、突然、掃除します、笑。

(。・_・。)2kさん
そうですか。やはり水切り、大事なんですね。
面倒だけど、続けるしかないですね。。

JUNKOさん
私は、小さい頃から話すのが苦手だったので、ピアノは自分の気持ちを表現するための大切なものでした^^私も音痴です♪JUNKOさんには写真という、素晴らしい表現の手段があるじゃないですか!

八犬伝さん
そうなんです。後ろを狙うことも頭にはあったんですが、バスの中からなので、バスが動き始めちゃって、あぁ~~って、笑。どちらにしても、反射神経が悪すぎです。
2週間後くらいに一時帰国予定です。こちらに慣れると、日本のスーパーのレジで言われる言葉が聞き取れなかったり、とっさに出る言葉が変だったり、いろんなタイミングがズレて挙動不審になりがちで、緊張します。家族には、日本人じゃないふりをすればよいと言われています、笑。

♪yamさん、ぼんさん、xml_xslさん、「直chan」さん、ずん♪さん、てんてんさん、mayuさん、まささん、TaekoLovesParisさん、snowさん、nice!ありがとうございます♪
by おと (2022-09-26 23:29) 

TaekoLovesParis

「バッハのプレリュードとフーガ」、左手が忙しくて難しそうな曲。これが先生からOKを頂いたのですね。すごいなぁ。
エリザベス女王の国葬でのバグパイプ、荘厳な響きですばらしかったです。英語もきれいで、これぞBritishEnglishと思いました。
by TaekoLovesParis (2022-09-27 00:20) 

おと

♪TaekoLovesParisさん、コメントありがとうございます♪

きちんと曲名を書いていなくてすみません!勘違いさせてしまいました。「バッハの平均律BWV851のプレリュードとフーガ」なので、そんなに難しい曲ではありません。本文書き直しておきます!この曲も、人によってずいぶん解釈が違って弾く早さや雰囲気も違います。好みもあるし追求するとキリが無くって、ある程度でこの辺りでOKとするしかないといった感じです。
バグパイプの音色、美しくて、なんとも良いですよね^^

by おと (2022-09-27 01:24)