2024春の発表会 spring recital [音楽・ピアノ]
4日前の日曜日、春のピアノの発表会がありました。
春の発表会に参加するのは、初めて。
会場は、いつもの教会。
当日の3日前にリハーサル。
客席で、先生が音を聞いて、左手との音のバランスなどを指摘してくれます。
弾いている自分に聞こえる音と、客席へと届く音は違うので、とても大事。
夏、冬、春、気温や天気、湿度によって、同じピアノなのに、鍵盤の感覚も音の響き方も違うように感じます。まるで違うピアノみたい。
発表会当日も、あいかわらず雲が多く、雨が降ったり、時おり日がさしたり。
今回の先生のアドバイスは、自分を信じること＾＾
「場所も違う、ピアノも違う、弾いている時に見える景色も、音の響きも違う、けれど、あなたの手は同じ。緊張したら、自分の手をよくみれば良い、いつもと何も変わらないし、弾くのは、いつもと同じ手なんだから大丈夫。ハプニングはいつでも起きるし100％食い止めることはできないけれど、とにかく自分自身を信じて。」って。
最後に目をしっかり合わせて言われた、先生の力強いBelieve meが耳に残ります。
（写真は、少し日がさして撮った、ベランダの花たち）
毎回、ビデオ撮影してくれます。参加費はビデオ込の値段で、￡３６（約6000円）。
前回の冬の発表会で、当日、急に撮影スタッフが来れなくなってビデオがとれなかったため、今回の参加費は無料でした。
弾いた曲は、ラモーのLes Tendres Plaintes と、シマノフスキのエチュードop.4 no.3。
シマノフスキは、前回、思うように弾けなかったので、今回 再挑戦。
ふたつの曲の性質が大きく違うため、ラモーを弾きおわってすぐ連続でシマノフスキを弾かずに、しっかり時間をとってから弾きはじめるように、との先生からのアドバイス。
リハーサルと当日が近いと、大きな修正は難しいですが、当日使うピアノの音や感覚、イメージを保つことができて、私にとっては良かったです。
一番音量が上がるクライマックス" fff "の体の使い方を、最後まで試行錯誤。
トランポリンを想像してごらん、頭で考えるより、重心をのせて跳ね上がるだけ、とのこと。
ピアノって、全身運動だなぁ、、と最近思っています。
仙骨をしっかり立てるように、とか、体幹を保つこととか、よけいな筋肉に力をいれないようにリラックスするとか、運動で言われることと同じ。。
先生は、イタリア語、ロシア語、英語が話せるので、生徒のお国柄もいろいろ。いつも思うのは、子供たちの演奏を熱心に聴いて、あたたかい目で見守る様子は、どんな肌の色をしていても共通。それなのに、平和って、どうして難しいんだろう。
シマノフスキが、どんな気持ちで作曲したのか、分かりませんが、今回は、メロディーから湧き出る祈りのようなものを感じました。不思議な和音が多くて、最初は、曲の理解に苦しみましたが、今は、その和音の移り変わりも腑に落ちています。もう一度、発表会で弾くことができて良かったなぁと思います。
オーケストラや、オペラなど、ピアノだけじゃない演奏を聴いて体験する、ということは、とても勉強になって、曲のイメージの幅を広げられるのだと、今頃（こんな年になって）やっと気づきました。
音楽って、楽しい。
いつか発表会で、先生と連弾したいとリクエストしました。
どんな選曲をしてくれるかな～、とても楽しみです。
ものすごい緊張なのに、なぜいつも参加するのか自分でも不思議ですが、年齢も肌の色も関係なく、みんなの音でひとつの発表会を作り上げていく、その一体感が、好きなのかも。
春の発表会に参加するのは、初めて。
会場は、いつもの教会。
当日の3日前にリハーサル。
客席で、先生が音を聞いて、左手との音のバランスなどを指摘してくれます。
弾いている自分に聞こえる音と、客席へと届く音は違うので、とても大事。
夏、冬、春、気温や天気、湿度によって、同じピアノなのに、鍵盤の感覚も音の響き方も違うように感じます。まるで違うピアノみたい。
発表会当日も、あいかわらず雲が多く、雨が降ったり、時おり日がさしたり。
今回の先生のアドバイスは、自分を信じること＾＾
「場所も違う、ピアノも違う、弾いている時に見える景色も、音の響きも違う、けれど、あなたの手は同じ。緊張したら、自分の手をよくみれば良い、いつもと何も変わらないし、弾くのは、いつもと同じ手なんだから大丈夫。ハプニングはいつでも起きるし100％食い止めることはできないけれど、とにかく自分自身を信じて。」って。
最後に目をしっかり合わせて言われた、先生の力強いBelieve meが耳に残ります。
（写真は、少し日がさして撮った、ベランダの花たち）
毎回、ビデオ撮影してくれます。参加費はビデオ込の値段で、￡３６（約6000円）。
前回の冬の発表会で、当日、急に撮影スタッフが来れなくなってビデオがとれなかったため、今回の参加費は無料でした。
弾いた曲は、ラモーのLes Tendres Plaintes と、シマノフスキのエチュードop.4 no.3。
シマノフスキは、前回、思うように弾けなかったので、今回 再挑戦。
ふたつの曲の性質が大きく違うため、ラモーを弾きおわってすぐ連続でシマノフスキを弾かずに、しっかり時間をとってから弾きはじめるように、との先生からのアドバイス。
リハーサルと当日が近いと、大きな修正は難しいですが、当日使うピアノの音や感覚、イメージを保つことができて、私にとっては良かったです。
一番音量が上がるクライマックス" fff "の体の使い方を、最後まで試行錯誤。
トランポリンを想像してごらん、頭で考えるより、重心をのせて跳ね上がるだけ、とのこと。
ピアノって、全身運動だなぁ、、と最近思っています。
仙骨をしっかり立てるように、とか、体幹を保つこととか、よけいな筋肉に力をいれないようにリラックスするとか、運動で言われることと同じ。。
先生は、イタリア語、ロシア語、英語が話せるので、生徒のお国柄もいろいろ。いつも思うのは、子供たちの演奏を熱心に聴いて、あたたかい目で見守る様子は、どんな肌の色をしていても共通。それなのに、平和って、どうして難しいんだろう。
シマノフスキが、どんな気持ちで作曲したのか、分かりませんが、今回は、メロディーから湧き出る祈りのようなものを感じました。不思議な和音が多くて、最初は、曲の理解に苦しみましたが、今は、その和音の移り変わりも腑に落ちています。もう一度、発表会で弾くことができて良かったなぁと思います。
オーケストラや、オペラなど、ピアノだけじゃない演奏を聴いて体験する、ということは、とても勉強になって、曲のイメージの幅を広げられるのだと、今頃（こんな年になって）やっと気づきました。
音楽って、楽しい。
いつか発表会で、先生と連弾したいとリクエストしました。
どんな選曲をしてくれるかな～、とても楽しみです。
ものすごい緊張なのに、なぜいつも参加するのか自分でも不思議ですが、年齢も肌の色も関係なく、みんなの音でひとつの発表会を作り上げていく、その一体感が、好きなのかも。
2024-03-21 06:00
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コメント(20)
先生のアドバイスが素晴らしいでやすね！
結果的に、楽しい！と思えて、ほんとにピアノに出逢われて良かったでやすね！
by ぼんぼちぼちぼち (2024-03-21 13:18)
良い先生巡り会えて良かったですね。
それ自体が財産ですね。
私も、時に緊張する現場で仕事をしていますが、
やはり大事なのは【自分を信じること】です。
一緒ですね。
by angie17 (2024-03-21 15:02)
発表会お疲れさまでした。いいお話をしてくださる先生ですね。おとさんのピアノ聞いてみたいです。
by JUNKO (2024-03-21 20:40)
ピアノって繊細ですね。
Believe me
か、心に残るアドバイスですね。
いつの日かの連弾が楽しみですね。
by 八犬伝 (2024-03-21 20:44)
ビデオ残せなかったのは残念ですね
これだけの会場で弾くって緊張しそうだなぁ
by (。・_・。)２ｋ (2024-03-21 21:03)
季節や天候、湿度などによって
音や響きが変わるというピアノ。
その繊細さはまるで生き物みたいです(・∀・)
でもそれを弾く手は同じだから自分を信じること
先生の的確なアドバイスが沁みますね(´ー｀)
終わったあと「音楽って楽しい」と思えるところに
演奏会の充実ぶりが伺えます(^^)
by あおたけ (2024-03-22 05:38)
身体も含めて楽器ですものね。
どこか痛かったりすると思うようには弾けませんし。
もちろん、それを乗り越えて素晴らしい演奏をする、という場合もあるけれど。
先生と連弾、楽しみですね～きっとたくさんのことを経験できそう。
by めぎ (2024-03-22 06:17)
緊張するけどいつも参加って、それはおとさんの中にスターとしての血が流れているからでは？
せっかくいつも頑張りつつも楽しく弾いているからには、どこかで披露したくなるというのは一段高いところへ向かう楽しみではないでしょうか。
先生のアドバイスは、いつも素敵ですね。
きっと人間的にも素晴らしい人なんだろうなあ。
by YAP (2024-03-22 08:43)
同じ曲でも音が気象条件で異なったり、その時の自分の状態、体験してきたこと、見聞きしてきたものの蓄積によって、表現が違ってくるのは、何通りもの可能性があっていいな＾＾。
by Inatimy (2024-03-22 18:28)
♪ぼんぼちぼちぼちさん ありがとうございます♪
先生、私よりずっと年下ですが、とても尊敬していて大好きです＾＾
好きなことがあるって、幸せなことですね♪
by おと (2024-03-23 02:36)
♪angie17さん ありがとうございます♪
何度も、いろんな先生のトライアルレッスンをしたんですが、納得できるまで諦めなくて良かったなぁと思います＾＾
自分を信じるって、なかなか難しいですが、「躊躇しないで、とにかく、いけ～！」て感じの先生なので、吹っ切れるようになってきまいした。本当に、これでいいのかは、わかりません（笑）。
by おと (2024-03-23 02:47)
♪JUNKOさん ありがとうございます♪
とっても良い先生で、大好きで、尊敬しています＾＾
ありがとうございます。これからも、楽しく精進します♪
by おと (2024-03-23 02:51)
♪八犬伝さん ありがとうございます♪
楽器って繊細ですよね～。
湿度が高いと、音はあまりのびないし、ホールによっても残響の長さが違って、面白いです。そこをちゃんと計算にいれて演奏するプロの人たちって、本当にすごいなぁと思います。
連弾、実現したらいいなぁ＾＾小さい子供たちは、いつも先生と連弾していて、羨ましいです。
by おと (2024-03-23 03:00)
♪(。・_・。)２ｋさん ありがとうございま♪
前回は、ビデオなしだったんですが、今回は、たぶん大丈夫だと思います♪ ３週間後くらいに、送られてきます。
今回は、ピアノの向きが、斜めに置いてあって、弾いている時に観客席が視界に入らいようになっていたので、助けられました＾＾
by おと (2024-03-23 03:13)
♪あおたけさん ありがとうございます♪
ほんと、生き物みたいですね。
弾く手は同じって、あまり考えたことがなかったので、なるほどって思いました。いつもと聞こえる音が変わると、動揺しがちですが、あまり細かいことを気にするな、ともよく言われます。
与えられた機会に、感謝しています＾＾
by おと (2024-03-23 03:21)
♪めぎさん ありがとうございます♪
ほんと、体あっての、ですね。
いつまで弾けるかわかりませんし、やりたいと思った曲は、今のうちに（もう遅いかもしれないけれど）、挑戦したいな～と思っています。
連弾、かなうと良いな～。大人になると、先生と連弾って、なかなかできないので、楽しみです。
by おと (2024-03-23 03:31)
♪YAPさん ありがとうございます♪
スターの血は、残念ながら、ありません（笑）、欲しい！！
子供の頃、話したり言葉で表現するのが苦手で、ピアノだけが、自分の気持ちを表すことのできるものだったので、自分の一部のようではあります＾＾先生、ほんとに強くて優しくて、大好きです♪
趣味のピアノなのに、手を抜かず、全力で向き合ってくれます。
by おと (2024-03-23 03:44)
♪Inatimyさん ありがとうございます♪
そうですよね。自由度が高くて、良いなぁと思います。
あなたは何を表現したいのか、と、いつも聞かれて、そこが一番むずかしくて、楽しい所です＾＾
by おと (2024-03-23 03:52)
♪＠ミックさん、鉄腕原子さん、tarouさん、mayuさん、xml_xslさん、ぽこねんさん、ずん♪さん、ハマコウさん、てんてんさん、いっぷくさん、向日葵さん、まささん、nice!ありがとうございます♪
by おと (2024-03-23 03:57)
♪ぼんさんさん、ふるたによしひささん、TaekoLovesParisさん、nice!ありがとうございます♪
by おと (2024-03-28 01:46)