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ピアノのレッスンと発表会 [音楽・ピアノ]

久ぶりにピアノの事を書こうと思います。

高齢の母のロンドン滞在中、私の6月のピアノレッスンは、2回ありました。
母がレッスンを見学したいということで、当日の朝、SNSで先生に連絡したところ、
I am very honoured! Looking forward to meeting her! という優しい返事。
一緒にバスに乗って、先生の自宅へ。(私より20歳以上若い素敵な女の先生です)
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いつもは、とってもラフな服装の先生ですが、この日は、ちょっと違う雰囲気。
暑い日だったので、お水まで用意してくれていました。

私も先生も、何だかちょっと緊張しつつ、でもいつもどおりの楽しいレッスン。
レッスン後に、先生が母と私を入れてスマホで自撮りしてくれました。
楽しい時間でした。ありがたいなぁ、先生に心から感謝です。

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6月27日、2回目のレッスン。この日は、母は家でひとりでお留守番。

先生の家の前にある大木に花が咲いていました。
枝葉を広げて、歩道に日陰を作ってくれています。
アメリカキササゲ Catalpa bignonioides (Southern catalpa)でしょうか。。
キササゲ属ノウセンカズラ科シソ目 
何メートルあるかな。。2階部分以上の高さ。

私が練習していた曲は、ラフマニノフのエレジー。
7月2日に発表会があり、参加するかどうか、ずっと迷っていました。
先生に、ギリギリに決めてよいと言われ、
6月27日のレッスンの時に参加を決め、28日の夜がリハーサル。
夜のリハーサルへ私が出かけている約3時間、母は、また家でひとりでお留守番。

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この教会での発表会に参加するのは3回目。母もZU~さんも一緒に教会へ。
参加者は子供たち中心だったので、最年長の私は一番最後に弾きました。
何度出ても緊張。。。終わってホッとしました^^

自分のために、先生に言われていることを書いておきます。

腕をリラックスさせて、指先のみコントロール。次の音への間が長い時も、腕や手首を柔らかく移動させていくことで、スムーズに曲が流れる。硬い音では歌にならない。体と音楽の流れは連動している。なにより大事なのはイメージ。。。そして、表現することを躊躇しないこと。1000回弾いて、一度でも思うように表現できたなら、それで十分に素晴らしい。。。
パフォーマンスの際に、音を間違えることを気にしないこと。小さな間違いにとらわれないで弾く。ピアノと、もっと仲良くなって楽しむ。頭を柔らかく。

ーーー
この発表会に、小学生低学年くらいの兄弟(双子かなぁ)が参加。
ひとりは、全く臆することなく堂々と弾き終わり、もうひとりの男の子が、出番の前に、緊張のあまり泣き出してしまいました。お父さんが、一生懸命に優しく説得、しかし泣き止まず。
先生は、しばらく待って、順番を飛ばし、他の子どもたちが演奏している間に、男の子のそばへ。
4人くらい弾き終わった後、男の子は、落ち着きを取り戻し、スッとピアノの前に座り、見事なパフォーマンスをやり遂げたのでした。観客も拍手喝采。

先生は、男の子に、なんと声をかけたのだろう。
どうやって、あんなに泣いていた男の子を落ち着かせて、ピアノに向かわせたのだろう、、。
魔法をかけたみたい、すごいなぁ。。。とても印象に残った出来事でした。

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