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モクレンMagnolia(マグノリア)の大きさに驚く [畑・花・庭園]

2024年3月3日、お雛祭りの日。一週間ぶりに良い天気になりそう、健康のためにも散歩しなければ、ということで、ナショナルトラストHidcoteへ。

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家を出る前に、バタバタして、カメラを持ち忘れ。(残念、、)

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コブシの蕾も、だいぶ膨らんでいます。
前に訪れたのは、2022年7月なので、様子が全く違います。その時の写真は、こちらです
3月初めということで、ガーデンに茂る緑も花たちも、まだこれからですが、丁寧に手入れされいて、駐車場がいっぱいになるほどの人気ぶり。
向こうに見えるピンク色を目指して歩いて行くと。

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モクレンMagnolia(マグノリア)が、満開。

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あまりに花が大きくてびっくりしました。。。こんなの初めて。
住宅街や、ガーデンにも、よく植えられているモクレンMagnolia(マグノリア)ですが、こんなに大きな花は見たことがありません。
写真ではわかりにくいですが、手のひらを超えるサイズ一枚の花びらの直径が10㎝近くありました。
Magnolia × soulangeana かなぁ。。。
(花が大きく、直径は10–20 cm ほどになり、色の種類も多く、イングランドで良く植えられている、ということです。)

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たった一本の木ですが、こんなに大きく枝を広げて、これだけの花を咲かせています。
力強くて、圧巻。いったい、いつから、毎年咲かせて続けているのだろう。
ひとつの木から、これほどの感動をもらえるなんて。
近くに住んでいたら、毎日通いたい。


当初、ロンドンに3年の滞在予定で、この3月末に日本に帰国するはずでしたが、滞在が一年延びました。95%くらい日本に帰る気持ちでいたため、滞在延長を知った時には驚きました。
気持ちを切り替えて、今年一年、こちらでできる体験を精いっぱいしようと思います。

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Orchidsラン展 王立植物園 [畑・花・庭園]

10日ほど前、2月中旬を過ぎたころ、Royal Botanic Gardens王立植物園のKew Gardensキューガーデンに行ってきました。
2024年2月3日から3月3日まで、Orchidsラン展が開催。チェックした時点で、土日はもうチケットが売り切れ。その人気ぶりにびっくり。

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平日のチケットを取って、ひとりで行くことに。(ちょうどZU~さんは出張中だし)
しかし、当日になってみると、大雨。。。

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予約していなければ、家から一歩も出なかったと思います^^
見えているのはThe Botanical Brasserie  モダンブリティッシュ料理のレストラン

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展示テーマは、”マダガスカルの美しさにインスパイアされて”

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私が想像していたラン展とは、ちょっと違って、、すごい迫力。。
外の雨を忘れるほど、たくさんのランが咲き乱れ、ここは別世界。
よく見ると、植物でつくられたマダガスカルのワオキツネザルや、蛇や、鳥、カメレオンなどなど。

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マダガスカル ハイビスカス 可愛いなぁ。

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睡蓮も。

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頭の上にも、ラン。
見えにくいですが、斑入り。

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華やかで眩しい♪ 雨が多くて色の少ない世界から、一気に鮮やかな色の世界へ。

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親カメレオンかな。
子供たちが、一生懸命、この写真を撮っていました。その真剣なまなざしが可愛くて。

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Princess of Wales Conservatory で開催されたのですが、ゾーンを細かく分け、コンピューターでそれぞれの植物に最適な温度湿度に管理されているそうです。王立植物園には研究所があり、科学者たちが、希少植物を守るための研究をしているとのこと。
それにしても、こんなに一度に咲くってすごいなぁ。。

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こういうアーチも、何か所もあって、歩いていて楽しいです。
ベビーカーや、車いすでも、見学できます。
余裕を持って人数制限していて、好印象。ゆっくりと見て欲しいのだと思います。
出口のあたりで、スタッフの方に、素晴らしい展示をありがとうと、感想を述べておられる紳士を見かけて、素敵だなぁと思いました。

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右側に、ラン展の入場を待つ人たち。
(チケットを事前購入し、なおかつ入場時間前に並び、荷物チェックがあります)
オーキッドフェスティバルは、毎年開催されているそう。
こんなに水たまりができるほどの大雨で寒い日でしたが、満足感でいっぱい。
蘭の写真をたくさん撮りました^^

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雨の中のサンシュユ。

植物園入口(Victoria Gate)のショップに、胡蝶蘭やデンファレ、色とりどりの蘭がたくさん並んでいます。ひとつ14ポンド2500円前後のものから、高価なものまで。
キューガーデンでのランの販売は、この時期だけじゃないかなぁと思います。
それもあって人気なのかも。

ラン展開催中の金曜と土曜の夜には(午後6時から午後10時まで、18歳以上)、ここでバンドのライブ演奏とドリンクや軽食を楽しめるイベントを開催。こちらも人気で、あっという間に完売でした。夜にライトアップされたランを見ながらゆっくり語らいましょう~、という大人のイベント、素敵ですね♪

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春を待つ スノードロップ(2) 2024 [畑・花・庭園]

2月は、スノードロップの季節。
コッツウォルズにあるColesbourne Parkコールズボーン パークの続きです。
昨年訪れたWelford Park, Berkshireのスノードロップの記事はこちらです。

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雨が降ったり止んだり、そして時々青空。
丈の長いダウンを着て、毛糸の帽子と手袋と長靴。

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スノードロップは、ヒガンバナ科。
教会の墓地などでも、よく見かけます。

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向こうに見えているのは、小さな池で、lime(石灰)成分を多く含み、コロイド粒子が光を反射することで青く見えるそう。北海道の美瑛で見た青い池と似ていて、不思議。

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このスノードロップは、花びらが、しゅっと細いタイプ。

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魅力的な木。

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背の低い小さなシクラメン。ものすごく可愛い。家に欲しいなぁ~。

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この木が緑でいっぱいになったころにも歩きたいけれど、スノードロップの咲く2月のみの公開なので、ちょっと残念。

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こんな花壇も。苔がひき立てていると思う。

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イギリスのガーデンやパークは、小さな門から敷地に入ることが多く、いつも、本当にここに入っていいんだろうか?と不安になります^^。建物やガーデンは奥まったところにあって、入り口からパーキングまで、車一台がやっと通れるくらいの細い道を、走っていきます。そして、駐車場に着くと、意外とたくさん車が停まっていて、いつも驚きます。

カフェもお手洗いもあって、スノードロップの苗も売っていました。
見どころたっぷりの楽しい散歩でした。美しい庭を歩くことができて感謝です。
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