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箱根 宮ノ下へ [日本にて]

2023年11月1日から1泊、母と箱根へ。
母と二人きりで旅行に行くのは初めて。

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箱根登山鉄道の宮ノ下で下車、こんな坂道を下っていきます。

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歩いて行くと、どどーんとそびえたつ富士屋ホテル。
箱根駅伝の中継で有名で、テレビでは見たことがあるけれど、実際に来るのは初めてです。

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右側がフロント。
素敵な女性スタッフに迎えられて、チェックイン。

創業1878年。2020年に全館の耐震工事を終えたそう。
左側にも、いくつものソファーが置いてあり、広くて贅沢な空間。
タイルを使った遊び心のあるデザインで、手紙を書けるようにレターセットが置いてあったり、皮製のオーディオから静かな音楽が流れていたりして、ゆったり。
ここは時間の流れが違うのかなと錯覚します。
向こうに、広い庭園。散策が楽しみ。

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宿泊棟は4つ。泊ったのはフォレスト・ウイング。
大浴場にエレベーターですぐ行けて楽でした。
部屋のお風呂にも温泉の湯が出るようになっていますが、広々している大浴場が好きです。

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圧巻だったのは、ホテル・ミュージアム
145年の歴史がつまっていて、昔の出納帳などの展示も面白かったです。
このホテルが初めて建ったのが、廃藩置県のころだなんて、すごいな。
著名人も多く宿泊していて、チャーリー・チャップリン、夏目漱石、ジョン・レノン、三島由紀夫、ツィギー、アルベルト・アインシュタイン、ヘラン・ケラー他の、サインや写真など。
思ったより時間をつかい、じっくり見学しました。

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夜は、ザ・フジヤのフレンチ。(朝晩2食付きで宿泊予約しました)

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ひとつひとつが繊細で、とても美味しかったです。
(鱒のディルマリネ 根セロリと洋ナシのレムラード添えと、かぼちゃのポタージュ)

母のメニューは、できる範囲で変更してもらいました。(牛肉が苦手で牛乳アレルギーがあります)
年齢のこともあり小食なので、迷ったのですが、ポーションが小さめということで、量は減らさず。
いろいろ細かな相談に乗ってくださって、心から感謝。

デザート(柿のキャラメリゼとソルベ 黒糖ブラマンジェ 白ワインジュレと柿のソース)だけが、味のバランスが悪くて、ちょっと残念。もうちょっとシンプルな方が好み。
それまでが素晴らしかっただけに、どうしてかなぁと気になってしまいました。

いろんな話をしながら、ゆっくり食事、至福ですね~。
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入り口横の階段。このラベル、いいなぁ。
天井に描かれている野の花(日本アルプスの高山植物だそうです)が、印象に残りました。

この旅の話も、もう少し続きます。

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