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霧と館とクリスマス [英国 街・都市・遺跡 巡り]

12月初め、最高気温が4℃くらいまでしか上がらなかった日のこと。
毎日寒くてずっと家にいて運動不足。ちょっと散歩に行くことにしました。

ZU~さんが、ナショナルトラストの中から適当に?選んだのは、
Petworth House&Park ペットワース ハウス&パーク
(会員は、駐車場も入場料も無料)
ここに行くのは初めて。
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1時間40分くらい車でドライブして到着。
駐車場が混んでいてびっくり。何かイベントでもあるのかな。

入口で、スタッフの方が、お勧めルートを教えてくれます。
ハウスの中はクリスマスデコレーション中で、ハウスを抜けて街に行くこともでき、
今日は街でクリスマスマーケットが開催されていますよ、とのこと。
ワクワク^^
まずは、ハウス見学。
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部屋ごとに、統一感のある配色。
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この館に、いったい何本ツリーがあるのかな。。
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館の地図。
向かって奥に、見学できる部屋が並んでいて、一番左のプライベートエリアが住居
1300年代、Earl of Northumberlandノーサンバランド伯爵から始まり、Earl of Egremont エグレモント伯爵、そしてウインダム家が相続。現在も住んでおられるそうです。

第3代エグレモント伯爵は美術品コレクターで、画家J・M・W・ターナーと、ジョン・コンスタブルなどを支援したそう。ターナーは、この屋敷に招かれて滞在し、部屋や風景の絵を描いたそうです。また今度、飾られていた絵画をゆっくり眺めたいな。

1819年には、50人以上の使用人が住み込みで働き、1834年まで、135人もの使用人がいたそう。
現在、その部屋は、ナショナルトラストのオフィスとして使われているとのこと。
すごい規模。。

館の入口のすぐ右手がチャペル。
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廊下から木製の階段があり、チャペルに入っていきます。
天井が高く、大きなツリー。
願いごとを書いて飾るようになっていて、横にテーブルと色紙とペンが置いてありました。
色とりどりの丸い飾りに、みんなの願い事が書かれています。
日本の七夕のたんざくに似ているなぁ。

ハウス見学のあと、街につうじる出口(地図の左手前、赤線)があって、歩いて行ってみることに。
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お花屋さんのリース。あぁ、とても好きな感じ。
いろいろ欲しくなってしまう。
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いつまでも眺めていたい、本屋さんのショーウインドウ。
街全体が、クリスマス。

帰ってきてから調べたところ、ペットワースChristmas Cracker という日でした。
毎年12月に、1日だけ開催されるそうです。

場所はこちらです


この日のことが、あと一回続きます。

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