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コーンウォール最終日 鉱山の景観 世界遺産 [英国 街・都市・遺跡 巡り]

4月中旬に2泊3日でコーンウォールを訪ねた旅の最終日。
ロンドンまで帰らなくてはならないのですが、その前に、もう一度海の方へ。

帰るのとは反対方向ですが、、B3306 という道が、素晴らしいと言われていて、せっかくなので、その道を車で走ろうという事に。

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この日も曇り。向こうの海の方まで歩いて行きましょう。



Cape Cornwallからの景色。

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時々、光が差して、海が明るくなったり。
ほとんど誰もいなくて、ちょっと寂しいけれど。

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わんちゃんとお散歩している男性。

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写真左の女性、ベンチに座って、長い時間、この景色を眺めていました。
なんだか、ちょっと時が止まったような、時間の感覚が分からなくなるような場所。

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この辺りには、このトゲトゲの黄色い花がたくさん咲いていました。
和名:ハリエニシダ 
学名:Ulex euopaeus (ラテン語、ヨーロッパの、棘のある常緑の低木)
英語の一般的な呼び名:Gorse または Furze など
マメ科の植物で、繁殖力が旺盛。
IUCN(国際自然保護連合)、SSC(種の保存委員会)の、世界の侵略的外来種ワースト100のひとつだそうです。日本でも、要注意外来生物に指定されているそうです。(ウィキペディアより)
かなり嫌われていますね、、。

とにかく痩せた土地でたくましく育つので、英国では、昔から色々工夫して使われてきた植物とのこと。クマのプーさんやら、三匹の子ぶた、などにも登場^^

ここからまたB3306 を走って、西へ。

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この辺りは、
Cornwall and West Devon Mining Landscape
コーンウォールと西デヴォンの鉱山景観
として、ユネスコの世界遺産に登録されている場所。
銅や錫などがたくさん採掘されていたんですね。

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19世紀の錫鉱山だったところ。
ここをハイキングする人もいるようです。
曇っていてまわりの景色が見えないけれど、、。

この一帯に、エンジンハウス、ボイラーハウスの痕跡や、石炭置き場などが残されているとのこと。
見ては回れなかったな、、。

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羊さん。

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少し明るくなって、海が見えました。これがルートB3306
黄色いのは、ハリエニシダ。
痩せた土地、鉱山の採掘、厳しい環境下で、たくましく生きた人々。
さぁ、そろそろロンドンへ帰らなければ。

コーンウォールには、いろんな素敵な街があって賑やかな場所も。砂浜のビーチがある所なども、車から、楽しそうだなぁと横目で見ながら、通り過ぎました^^
訪れる時期や場所によって、ずいぶんイメージが違うと思いますが、私にとって、とても心に残る旅でした。
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