世界遺産 ポントカサステ水路橋と運河 北ウエールズ

2022年の10月はじめに訪れた、北ウエールズについて書いています。
（保存鉄道の話ではないのですが、北ウエールズの最終日ということで、同じカテゴリーでまとめます）

2日目、スノードン登山鉄道に乗車した帰り道、もう1ヶ所寄り道をしました。

ポントカサステ水路橋と運河
Pontcysyllte Aqueduct and Canal
Traphont Ddŵr Pontcysyllte　ウエールズ語



こんな運河に沿って歩いて行きます。



Llangollen Canal　ランゴレン運河には、現在、31の橋が架かっているそう。
23番の橋が、1794年～1805年に建設されたオリジナルのもの。
これは29番。



ユネスコ世界遺産として登録されています。



視界が開けて。



運河が橋の上に。。これがポントカサステ水路橋Pontcysyllte Aqueduct 。。
右側の水路をナローボートnarrowboatが航行。
私たちの行った時には、営業時間が終わっていました。



すごい高さ。。



Thomas Telfordトーマス・テルフォード(1795-1805)によって築かれた。
長さ 1007ft　(307 m)
川から橋までの高さが39m。
英国でもっとも長く、もっとも高い。

橋脚の部分は石造りで、キャストアイロン（鋳鉄）製の水路を支える設計
1805年11月26日に開通。
200年以上経っていますね～。



水路側の向こうの景色。

こんな場所に来たのは初めてで、圧倒されました。
こんなに高いところを運河が通るなんて。。
水路側に欄干はなく、ナローボートよりも低い位置（たったの15㎝！）に橋の縁があるので、ボートに乗ると、宙を浮いているような感覚になると思います。
私は、高所が苦手なので、想像するだけで震えます、、泣。



その反対側の景色。
下を流れるのは　 the River Dee　ディー川
ずっと向こうの方にも、橋が見えます。
そして、右手の芝生には、点々とちいさく羊たち。



向こう岸までは、怖くて渡れず、戻ってきました。
普通の橋を渡るより、怖く感じたのはなぜかな。視界を遮る物が何もないからでしょうか。



運河のボートたち。
ハイシーズンは、とても混雑するようです。



この地図をみるだけでも、ほんとうに見どころたっぷり。
この水路橋を見ただけではもったいないなぁと後ろ髪ひかれつつ、家路につきました。



北ウエールズの旅、これで終わります♪