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クリスマスを楽しむ Waddesdon House & Grounds ① [英国 街・都市・遺跡 巡り]

12月初めの日曜日、ロンドン北西、Waddesdon Manor のクリスマスライトアップへ。
ここは、ナショナルトラスト割引があって、せっかく会員なので、予約して行ってみることにしました。

ロンドンから車で一時間半くらいの所です。

チケットは事前予約制。時間枠があり、人数を制限しています。
ハウスとトレイル両方を見学するチケットを予約しました。

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HPとウィキペディアによると、
Baron Ferdinand James de Rothschild ファーディナンド・ジェームズ・ド・ロスチャイルド男爵
が1874年~1885年にかけて建てたマナーハウス(邸宅・館)。
ドイツ名は、フェルディナント・イェームス・フォン・ロートシルト男爵(ドイツ語: Ferdinand James Freiherr von Rothschild)

オーストリア、ウィーンのロートシルト家第2代当主(オーストリアの銀行家・政治家・貴族)の3男。イギリスに移住、帰化。ウィキペディアを読むと、金に糸目をつけずに、このワデスドン邸宅や庭園を造られたそうで、美術品のコレクションも多数。莫大な資産、想像を絶するお金持ちだなぁと。。

とても広い敷地で、駐車場から会場まではシャトルバスが出ています。
歩いて行くこともできますが、真っ暗だし寒いのでシャトルバスで移動。

シャトルバス料金が往復で£2.5
ハウス&トレイルの入場料金は、£7.5(トレイルのみ £5)
合計でひとり£10 
会員割引で、とてもお得。
**会員ではない場合は、£32.70 (トレイルのみ £18.20)
すっかり、ナショナルトラストの場所を訪れるのが楽しくなっている私たちです。

事前予約も簡単で、バーコード付きのチケットがメールに送られてきます。
公式サイトはこちら

(ロンドンのKew Gardens、王立植物園のクリスマスライトアップは、とても人気で、12月にチェックしたときには、すでに予約でいっぱい。ここは、ロンドンから少しはなれた場所にあるからか、直前でも空いていました)

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駐車場からバス乗り場へ、こんなに暗い。
でも、みんなワクワクしている雰囲気。
英国って、街灯なども少なくて、暗闇が多いなぁと思います。
ここに来るまでの車道も、途中から街灯がなく、車もほとんど走っていなくて真っ暗。
ライトをハイビームにしないと、何も見えません。

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シャトルバスで到着すると、目の前に邸宅。
音楽に合わせてライトアップが変化。
その両脇に、クリスマスマーケットのお店が並んでいます。

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向こう側のマーケット。
広いなぁ、、子供達も走り回れます。(暗いけれど、みんな平気)

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予約したハウスのエントリー時間は、17時50分。
その前に、まずは、腹ごしらえ。

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ターキーは売り切れ。
Food Villageという場所で、このお店を選んで、ローストポークのバーガーをテイクアウト。

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その隣のお店で、私は、Mulled Wine マルドワインも、購入。
グリューワイン、ホットワインのことを 英国ではマルドワインという事を初めて知りました。
温まるし、オレンジの香りで、とっても美味しくって、大好きです。
これを飲みながら、寒い中を歩くのが、楽しい。冬の醍醐味ですね~^^

場所はこちら。




あと2回くらい続きます。
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教会での発表会 冬 [音楽・ピアノ]

先週、発表会、WINTER PERFORMANCE EVENT piano concert に参加しました。

夏と同じ教会での開催。
午後2時からと、午後3時からの2部構成で、10名ずつ参加。

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寒波到来で、マイナス2℃。

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朝から、家のまわりがに包まれていました。

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教会の中も、暖房がついていても、とっても寒くて、ダウンを着ていても寒い。。
(写真は、先生の演奏^^)

今回は、本当に準備する期間が短くて、とにかく参加することに意義がある、と自分に言い聞かせ。
日本から戻って本番までの10日間に、2回のレッスンとリハーサル。
でも、そんな必死なことも、終わってしまえば、楽しかった^^
再び日本を離れて寂しい気持ちが高まる時に、ピアノの先生と音楽に救われたと思います。

弾いた曲は、
バッハ、プレリュードとフーガ、BVW851
メンデルスゾーン、無言歌 op53 n1

バッハは、とても好きなのですが、下手で苦手意識もあって発表会で弾くのは初。
11月中旬に、先生から発表会お知らせメールをもらい、そこからメールのやりとりで曲を選んでメンデルスゾーン無言歌の譜読み、12月2日に初めて先生に見てもらって、本番まで8日!こんな短期間は初めてで、ドキドキのギリギリ。
メンデルスゾーンに、あと一か月欲しいって先生に言ったら、そんなの退屈よ~ boring!^^て、笑。。

今回の演奏で、先生から言われたことは、バッハとメンデルスゾーンの違いを出すこと。
間にしっかり時間をとって、頭を切り替える。バッハは、strictストリクトに。メンデルスゾーンは、表情豊かに弾いて躊躇しないこと、間の取り方と、歌と、スウィング。

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教会の中は、たくさんのクリスマスツリー
クリスマスソングや連弾の人も多かったです^^

さぁ、あなたの時間よ!って、先生に呼ばれて、意気揚々とピアノに向かう子供たちが、もうとっても素敵で。見習いたいな。
サンタクロースの帽子とセーターに赤いジャケットで、ノリノリで弾いてくれた男性も♪♪
この時期ならではの、曲のラインナップ、とっても楽しかったです。

私の演奏はというと、
緊張で速度がはやくなってしまって指がからまって、バッハのプレリュードでミス。止まらずになんとかやりすごしたけれど、がっかり。フーガに、失敗をひきずらなかったのは、良かったことだれど。。せっかく教会で弾くバッハ、落ち着いて綺麗に弾きたかったな。
メンデルスゾーンは、切り替えて、思い切って楽しんで弾きました。といっても、ちょくちょく音を外してます。。(いつも先生に、音の間違いを気にするな、流れが大事、と言われていますが、やはり気になります)。ZU~さんが、録音してくれた自分の演奏を聞くと残念なところばっかりですが、音は消えていくもの、あまり振り返っても仕方ないので前向きに^^

発表会が終わった後に、先生が、あんなに強く抱き合ったことないっていうくらい、全力でハグしてくれて、感動。。日本から離れた場所で、心から抱きしめてくれる人がいるということに、感謝です。(きっとこういう体験が宝物)
数名の女性が、あなたの音楽良かった、美しかったわ、ほんとよ、って、帰り際に言いに来てくれて、あたたかいなぁと思いました。もったいない言葉、もっと成長したい。

通っているのはローカルなピアノ教室で、生徒は、名前からも様々な国の出身者と思われます。
ここはレッスン料が高くない方ですが、子供を通わせるには、お金が必要。
発表会の参加費は£32。
この冬は特に電気代やガス代などの高騰で、暮らしに困る人も。
私たちも、今年は、できる限り電気代を節約。
(いつもどおりに使うと大変な金額になります)

いろんな肌の色の子供たちや家族を見ながら、いろんな事を考えた日でした。
日本では、考えなかったことを、こちらではよく考えます。様々な事が見えやすいのでしょうか。
それとも、自分がマイノリティだからかな。

こちらでしか考えないようなことから、目をそらさずに生きていたいなぁと思っています。

すべてのことに感謝しつつ、また、練習を、音楽を、楽しもうと思います^^

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12月の朝さんぽ ブッシーパークBushy Park [ロンドン散歩]

日本から戻って、9時間の時差が、なかなか抜けなくて、毎日、朝早く目が覚めていました。
お休みの日、朝一番に、ZU~さんと散歩に出かけることに。

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12月初めの ブッシーパーク Bushy Park
ロイヤルパーク 広さは、445 hectares (1,100 acres)
この公園がとても好きです。

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鹿にも出会える公園ですが、今回は、カフェもあって犬が禁止になっている柵の内側を中心に散策。
夏には、ウサギに会えるところ。

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朝早くて、まだほとんど人もいなくて、とても静か。
鳥の声と風の音。

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ハイイロリス。これは外来種。
赤リス、キタリスが、英国の在来種ですが、ロンドンでは、見かけません。
ちょっと郊外に行くと、キタリスが生息しているのですが、なかなか会えません。

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ハイイロリスも、とっても可愛いけれど。駆除の対象にもなっている場所もあるそうです。
在来種が、全て居なくなってしまうのは悲しいので、共存してくれると良いのに。

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人なつっこいんですよね^^
ここは、木の実がたくさんあるので、丸々と太ったリスが元気に走り回っています。

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あ、行っちゃった。

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桜っぽい花、何だろう。

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こちらは、犬もOKの場所です。
これだけ広いと、わんちゃんの散歩にも充分ですね~。
自転車レーンもあって、朝から本格的な練習をしている人たちも。

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ヤドリギが見たくて、ここに来ました。
数え切れないほどのヤドリギ。

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見上げて、拡大。
白い実がなっています^^
ヤドリギって、とても好きです。

一時間くらい歩いたでしょうか。
柵の内側のカフェまで歩いて、カフェラテで一息。
カフェの写真を撮らなかったのですが、お父さんが、小さなお子さん達を連れて、朝ごはんに来ていたり。なにげない日常が見られて、楽しい。子供って、休日でも意外と朝はやく起きたりしますね。
サンドイッチなども、あたためてくれます。

ここで、アーモンドクロワッサンをひとつと、キャロットケーキ、バナナケーキを一切れずつ、テイクアウト。
朝から歩いて、新鮮な空気をすって、いろんな鳥の声を聞いて、ちょっと得をした気分で、家に帰りました。
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