SSブログ

教会での発表会 冬 [音楽・ピアノ]

先週、発表会、WINTER PERFORMANCE EVENT piano concert に参加しました。

夏と同じ教会での開催。
午後2時からと、午後3時からの2部構成で、10名ずつ参加。

P1060989.JPG

寒波到来で、マイナス2℃。

P1060988.JPG

朝から、家のまわりがに包まれていました。

P1060993.JPG

教会の中も、暖房がついていても、とっても寒くて、ダウンを着ていても寒い。。
(写真は、先生の演奏^^)

今回は、本当に準備する期間が短くて、とにかく参加することに意義がある、と自分に言い聞かせ。
日本から戻って本番までの10日間に、2回のレッスンとリハーサル。
でも、そんな必死なことも、終わってしまえば、楽しかった^^
再び日本を離れて寂しい気持ちが高まる時に、ピアノの先生と音楽に救われたと思います。

弾いた曲は、
バッハ、プレリュードとフーガ、BVW851
メンデルスゾーン、無言歌 op53 n1

バッハは、とても好きなのですが、下手で苦手意識もあって発表会で弾くのは初。
11月中旬に、先生から発表会お知らせメールをもらい、そこからメールのやりとりで曲を選んでメンデルスゾーン無言歌の譜読み、12月2日に初めて先生に見てもらって、本番まで8日!こんな短期間は初めてで、ドキドキのギリギリ。
メンデルスゾーンに、あと一か月欲しいって先生に言ったら、そんなの退屈よ~ boring!^^て、笑。。

今回の演奏で、先生から言われたことは、バッハとメンデルスゾーンの違いを出すこと。
間にしっかり時間をとって、頭を切り替える。バッハは、strictストリクトに。メンデルスゾーンは、表情豊かに弾いて躊躇しないこと、間の取り方と、歌と、スウィング。

P1070009.JPG

教会の中は、たくさんのクリスマスツリー
クリスマスソングや連弾の人も多かったです^^

さぁ、あなたの時間よ!って、先生に呼ばれて、意気揚々とピアノに向かう子供たちが、もうとっても素敵で。見習いたいな。
サンタクロースの帽子とセーターに赤いジャケットで、ノリノリで弾いてくれた男性も♪♪
この時期ならではの、曲のラインナップ、とっても楽しかったです。

私の演奏はというと、
緊張で速度がはやくなってしまって指がからまって、バッハのプレリュードでミス。止まらずになんとかやりすごしたけれど、がっかり。フーガに、失敗をひきずらなかったのは、良かったことだれど。。せっかく教会で弾くバッハ、落ち着いて綺麗に弾きたかったな。
メンデルスゾーンは、切り替えて、思い切って楽しんで弾きました。といっても、ちょくちょく音を外してます。。(いつも先生に、音の間違いを気にするな、流れが大事、と言われていますが、やはり気になります)。ZU~さんが、録音してくれた自分の演奏を聞くと残念なところばっかりですが、音は消えていくもの、あまり振り返っても仕方ないので前向きに^^

発表会が終わった後に、先生が、あんなに強く抱き合ったことないっていうくらい、全力でハグしてくれて、感動。。日本から離れた場所で、心から抱きしめてくれる人がいるということに、感謝です。(きっとこういう体験が宝物)
数名の女性が、あなたの音楽良かった、美しかったわ、ほんとよ、って、帰り際に言いに来てくれて、あたたかいなぁと思いました。もったいない言葉、もっと成長したい。

通っているのはローカルなピアノ教室で、生徒は、名前からも様々な国の出身者と思われます。
ここはレッスン料が高くない方ですが、子供を通わせるには、お金が必要。
発表会の参加費は£32。
この冬は特に電気代やガス代などの高騰で、暮らしに困る人も。
私たちも、今年は、できる限り電気代を節約。
(いつもどおりに使うと大変な金額になります)

いろんな肌の色の子供たちや家族を見ながら、いろんな事を考えた日でした。
日本では、考えなかったことを、こちらではよく考えます。様々な事が見えやすいのでしょうか。
それとも、自分がマイノリティだからかな。

こちらでしか考えないようなことから、目をそらさずに生きていたいなぁと思っています。

すべてのことに感謝しつつ、また、練習を、音楽を、楽しもうと思います^^

nice!(17)  コメント(8)