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サボテン科の果実を食べてみる [スペイン南東部 ムルシア(2022.9月)]

2022年の9月中旬に、友人のスペイン人夫婦に、ひとりで会いに行った時のことを書いています^^

彼らの生まれ故郷、ムルシア滞在、3日目。

午前中は、ムルシア中心街で観光。彼女とショッピングして歩いたのですが、その話は後ほど。
時間が前後しますが、サボテン科の果実の話です。

夕方、最期の夕食を食べにレストランへ行く前に、彼女の妹さんのお宅にお邪魔しました。
庭に植えてある植物などを見せてくれるそう。

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月桂樹や、ローズマリー(たぶん)。
その奥に、ちらっと見えるのが、お家のプール。子供達はプールで水遊びしていました。

彼女のお姉さん、お姉さんの息子さん、妹さん、妹さんのご主人など、ファミリーみんな集合されていて、中にどうぞ~と言われて、そんな感じだと知らずに連れてこられたのでびっくりしました。
私と友達夫婦が出かけている間、代わる代わる娘さんを預かってくれている方々。

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泊めてもらった友達のお家で、たくさん食べさせてもらった美味しいイチジクは、このお庭で採れたもの。

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これは、何だったかな。。。枇杷の木もありました。
ウサギが食べちゃうので、植えるのをやめた植物もあるそう。
ウサギは、夜になるとやってきて、育てたものを食べては小さな糞をたくさんしていく困った動物、との説明。この近くに、たくさん住んでいるそうです。

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ここは、お家の庭ではないそうですが、すぐ隣にずらっと並んでいるサボテン科の植物。

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姉妹みんな、この実が好きだそうです。
男性陣は、そんなに好きではないとのこと。。。

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棘がいっぱいで、危ないので、分厚いグローブをはめて、実をそっと取って剥いてくれました。
男性がサーブするのが当たり前、という感じ。
「棘に気をつけて」とか、「上手くむけそうね」とか、いろいろ声をかけながら見守る女性陣^^

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中の実は、小さな種がいっぱい。
味は、ドラゴンフルーツに似ているかな。。初めての味。
種は、全部食べちゃう人と、がんばって取る人と、いろいろだそう。
まぁ、だいたいの人は、飲み込んじゃうそうです^^
小さな頃からずっと食べてきて、彼女たちにとって欠かせない、大切な果物。

ファミリーの方々が、まるで家族が帰ってきたみたいに、ものすごくあたたかく接してくれて、その優しさに感動して、あまりの嬉しさに、帰り際、私はとうとう泣いてしまったのでした。
自分でもびっくりです。困ったものです。
映画でもよく感動して泣くけれど、、、こんな所で泣くなんて。

私はスペイン語がわからないし、ご家族も英語も日本語もわからないのですが、強く伝わってくるものがあって。言葉にすると、薄っぺらくなりますが、でもこれが愛というもの。

人間のあたたかさ、包容力のパワーってすごいです。。心から感謝。

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ラ・マンガの夕食 [スペイン南東部 ムルシア(2022.9月)]

2022年の9月中旬に、友人のスペイン人夫婦に、ひとりで会いに行った時のことを書いています^^

彼らの生まれ故郷、ムルシア滞在、2日目。
夕方の散歩のあと、予約してくれていたレストランへ。

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厚く覆っていた雲が、少しずつなくなってきました。
見えているのは、メノール湖にうかぶ小さな島。

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レストランは、木製の通路の先にあり、通路は上のバーにもつながっています。
アジアの南国リゾートで見かけるようなスタイル。
歩きながらワクワク感が増して行きます。

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バーのカウンター。

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鳥かごのブランコような、可愛い椅子もありました。

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右に見えるのは、リゾートホテルかな、、アパルトメントかな、、。
景色を眺めながら、バーで少しだけくつろいで、下のレストランへ移動。

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ランプシェードが、アジア風。

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とても独創的なフュージョン料理でした。
もう素晴らしいバランス感覚、圧倒的な美味しさ。

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一皿一皿に、驚く仕掛けがあって、一口食べる度に何が入っているのかと、みんなで考えては意見を出し合って推測^^
ちょっとタイ風のアジアンアクセントがちりばめられていました。

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それほどお腹がすいていないと思っていた私たちですが、全てがあまりに美味しいので、デザートもシェアすることに。
こんな可愛い容器に入ってきました。

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遊び心たっぷりで、もう大満足。

ご主人が予約してくれたのですが、「どうしてもっと早くふたりで来なかったのか、なぜココを知ったのか」、など、ココをとても気に入った彼女から質問攻めにあっていました。。
「友達から勧められて、前から気になってはいたものの、なかなか機会がなかった」そうで^^
次回、いつ来ようかと予定を決めるほど、気に入っていました♪


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お店の入口に植えてあった植物。
平べったい丸い方が、FIGフィグといって、彼らによると、イチジクのFIGと同じ呼び名だそうです。
調べてみると、イチジク以外に、higuera 、higuera chumba、prickly pear cactus の意味もあり、サボテン科の植物。

彼女が、この実が好きだそうで、どんな味なのか、実際に食べさせてもらうことになりました。
次の日に続きます。

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Faro Cabo de Palo 昼寝の後のお散歩 [スペイン南東部 ムルシア(2022.9月)]

2022年の9月中旬に、友人のスペイン人夫婦に、ひとりで会いに行った時のことを書いています^^
彼らの生まれ故郷、ムルシア滞在、2日目。
夫婦で、仕事の休暇を取って案内してくれるという、大変ぜいたくな状況。

ワイナリー見学ツアーに参加して、美味しいワインをたっぷり飲んで、家に帰ってみんなでお昼寝。
ぐっすり寝て起きて、シャワーも浴びて、3時間ほどゆっくりした後、Faro Cabo de Palos カボ・デ・パロス灯台へと散歩に出かけました。

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晴れていたら、海の中まで見えるはず。。

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この辺りの家の価格は、内陸よりも高いそうです。
海を眺めながらの生活も素敵だろうな。
彼らもここに家を買って住もうかと考えたそうですが、観光地で夏場の渋滞がすごいことと、値段が高いこともあり、断念したそうです。

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ウエディングドレス。結婚式の記念撮影ですね♪

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向こうには、小さな島が点在していて、船が出ているそうです。
私はダイビングできないけれど、海の中も美しいのだろうなぁ~。

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遊歩道になっていて、とても歩きやすいです。

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Faro Cabo de Palos カボ・デ・パロス灯台
海岸防衛のために1578年に六角型のルネッサンス様式の塔が建てられたが、1862年に取り壊され今の塔を再建、1865年より灯台として運用開始。保存状態が良かったのに取り壊されたということで、ちょっと残念。予算的にも難しかったのかも。。

あいにくのお天気だったので、灯台には登らず。


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ラ・マンガの街並みも見えて、とても美しい所でした。

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夕食は、ラ・マンガにある素敵なレストランへ。

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