SSブログ

ワイナリー見学ツアー [スペイン南東部 ムルシア(2022.9月)]

2022年の9月中旬に、友人のスペイン人夫婦に、ひとりで会いに行った時のことを書いています^^
彼らの生まれ故郷、ムルシア滞在、2日目。
夫婦で、仕事の休暇を取って案内してくれるという、大変ぜいたくな状況。

カフェで一休みした後、予約してくれた家族経営のワイナリーの見学ツアーへ。
彼らも初めてだそうで、楽しみ。

P1040688(1).jpg

参加者がそろったところで、案内されて、こんな大きなタンクの横を歩いて行きます。
タンクの一番端っこに、細い階段があり、そこをひとりずつ登って行くと、こんな場所へ。

P1040692.jpg

説明してくれた若い女性は、元気いっぱいな妊婦さんで、細い体に大きなお腹。
ずっと立ちっぱなしで説明してくれました。
大丈夫かな~と勝手に心配してしまいます。
家族経営ということで、代々継いできたワイナリー。
彼女の説明にも力が入っていて、家族の誇りとワイナリーへの愛を感じました。

参加者は、私たち3名を入れて、10名くらいでした。

ここに、トラックがやってきます。
朝、雨が降ったので、収穫は少なめだそう。

P1040693(1).jpg

そして、トラックから沢山の葡萄がバサーっと。

P1040694.jpg

ぐるぐるまわりながら、葉っぱなどと実が仕分けされ、果汁が絞り出されて、タンクへ。

P1040691.jpg

向こうの明るい所が、先ほど入ってきた入口。

P1040690.jpg

ワインにならない部分も、絞りかすも、全て無駄にすることなく、肥料として再利用されるそうです。
P1040697.jpg

建物の入口の屋根から地面まで伸びている根っこのようなもの。。
これが、葡萄の根だそう。
この地域は、とても乾燥しているため、こんなに深く根が伸びて、水分を取りこんで育つそうです。
この根っこが、重要。

P1040696.jpg

ワインの樽も、様々な種類によって分けられています。
購入した方の名前が書いてある樽もありました。

P1040698(1).jpg

ここは、一番古くからある建物で、昔はここに家族で住んでいたそう。

P1040699.jpg

ここも、古い樽。古い樽には、発酵のための菌がたくさん住み着いていて、そんなに手をかけなくても、とても安定した美味しいワインができるそうです。日本酒みたいだな~。
新しい樽は、コントロールするのが難しいそうです。

ワイナリー見学は、初めてで、とても面白い。

この後、違う建物のお部屋に案内されます。



まだしばらく続きます。

nice!(17)  コメント(11)