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世界遺産Caernarfon Castleカーナーヴォン城からスノードン登山鉄道へ [イギリス保存鉄道]

2022年の10月はじめに訪れた、北ウエールズについて書いています。

北ウエールズの2日目は、Snowdon Mountain Railwayスノードン登山鉄道に乗る予定。列車が12時発だったので、少し寄り道して、世界遺産 Caernarfon Castleカーナーヴォン城のまわりを散策しました。
the Castles and Town Walls of King Edward in Gwyneddとして世界遺産に登録されています。

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Pont Yr Aberという橋を歩いて渡り、Caernarfon Castleカーナーヴォン城を眺めて。

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13世紀末、イングランドの王とウェールズの王子が権力を争う。
エドワード1世は、ウェールズの王子を倒し、城と巨大な城壁の中に新しい町を建設。

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Caernarfon’s town walls 城壁 のまわりを散策。



中世の城壁は、8つの塔と2つの門があり、長さは約半マイル(約800m)
旧市街、新市街、という感じで、城壁の中と外に建物があります。

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まだお店はオープン前で、とても静かでした。

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1284年以来、北ウエールズの司法の中心地となり、刑務所や裁判所や警察署、役人や使用人の宿舎もあったそうです。裁判所は、現在は郊外にあるそう。

散策後、車に乗って、スノードン登山鉄道へ。

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出発の駅。Llanberis Station

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この日のスノードン山の天気予報は、あまり良くありませんでした。
山の天気は変わりやすいので、少しでも晴れ間が出てくれるといいな。

この登山鉄道は、ZU~さんがとても乗りたいということで、事前に調べて予約してくれました。
昨日の保存鉄道は、私が乗りたくてチケットを予約。両方行けて、とても良かったです。

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出発時間の少し前になると、改札が開き、スタッフの方に誘導されて列車に乗り込みます。
私たちは客車の一番前の席でした。

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ここに、運転士さん。

ディーゼル機関車が後尾に付いています。
(蒸気機関車も走っていますが、今回、私たちの乗ったのはディーゼルです)

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私たちの席との間に、何の仕切りもなく。
運転士さん、とても近い。。。

後方の機関車には、機関士さんが乗っていました。
スノードン登山鉄道について、次回に続きます^^
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バーマス鉄道橋を歩く 北ウエールズ [イギリス保存鉄道]

2022年の10月はじめに訪れた、北ウエールズについて書いています。

Barmouth Railway Bridge バーマス鉄道橋
ウエールズ語 Pont reilffordd Abermaw
に、もしかすると歩道があるかもしれないと思い、歩いて行ってみることにしました。

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すぐ横が線路。あ、歩けそう♪

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ずうっと前をいく二人組も見えて、さあ行ってみよう。

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ウィキペディアによると、
ウェールズで最も長い木造の高架橋であり、イギリスで使用されている極めて古い高架橋の1つ。
全長 820メートル のうち 700メートル が木造。
1864年建築開始 1867年に開通、線路を使用した蒸気機関車牽引の運行が開始された。
木材を使用したのは、海路でバルト海沿岸の国から木材を輸入したほうが鉄の橋を建設するより約4倍安価なためだったそう。

1980年になると、橋の500本の木造構脚の杭が、川床の水深において海中用材食害虫であるフナクイムシ (二枚貝)の食害を受けていることがわかり、閉鎖するか修復するかの岐路に。
その後、大規模修復、赤字、修復プロジェクト、赤字、を繰り返し、現在は、構造部分をフナクイムシの侵襲に耐性があることが知られている木材に置き換える工事が行われている。

新しい橋を造り直す案もあったそうですが、伝統的な造りであることを重んじて修復することに決めた、というあたりが、イギリスらしいなぁと思います。

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ここは、電車の速度を落として走ることになっているそうです。
最高速度は、旅客列車が 20 mph (32 km/h) 、貨物輸送が 10 mph (16 km/h)
ここを歩けて、とても満足。

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高架橋わきの砂浜。
わんちゃんが、嬉しそうに走り回っていました。

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こんな切り立った岩壁。これもスレート(粘板岩)かな。。

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さぁ、そろそろ宿に向かって北上します。
途中に駅を見つけて、車からおりて、また、少しだけ散策。

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ここにも、スレート(粘板岩)が積まれています。

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ロンドン郊外は、なだらかな丘ばかりで山がないなぁと思っていたので、北ウエールズに来て初めて山らしい山を見ました。
ここは、Rhyd-Ddu という駅。Welsh Highland Railway が走っています。
広大な土地。羊しか見かけません^^
スノードニア国立公園の一部です。夏にトレッキングしたら楽しいだろうな。

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この地図の右側に薄く表示されているSnowdon Mountain Railway に、翌日乗車予定♪

もう一つの保存鉄道の話が、続きます。
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ガレット・デ・ロワを買ってみる [ロンドン 日常の出来事など]

フランスの公現祭の習慣だそうで、ガレット・デ・ロワの中にフェーヴと言われる小さな陶器の人形が入っていて、それを当てた人が、王冠をかぶって祝福を受け、幸運が1年間継続する、というもの。

私たちは、キリスト教信者でもないし、何の関係もないのですが、ロンドンでもいろんなパン屋さんやケーキ屋さんで売り出されていて、とても美味しそうだったので、初めて購入してみました。

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残念ながら、王冠にピントがあってしまっていますが。。

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購入したのは、Miel Bakery の、二人用という小さいサイズのもの。
パイ生地はサクサク。表面は、ちょっとカラメリゼされていて、カリッと。
中は、アーモンドクリームとカスタードクリーム。

想像以上の美味しさで、感動~~!

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中に入っていたフェーヴ。
当てたのは、ZU~さん。おめでとう~!
今年1年、幸運が続くなんて、いいなぁ、素敵^^

信仰がないのに、そういうところだけ、信じてみたり。。

どこにフェーヴがあるか、全然わからないので、思った以上に楽しかったです。
思い切り陶器を噛んで、歯を痛めてはいけないし、飲み込んだりしないように、そっと、探しながら食べないと危ないですけれども。。
来年もまた買ってしまいそうです♪

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