SSブログ

ピアノのレッスンとチューリップ [音楽・ピアノ]

3月後半に買ってきたチューリップは、室温が低かったおかげで長持ちしました。
6日目、室温が18.7℃になって、花びらが開いてきました。

P1080374.jpg

ピンクと薄い紫。下の方は黄色。

P1080390.jpg

久しぶりにピアノのレッスンに行きました。
日本に一時帰国中、お休みしていたので、先生に会うのは約2か月ぶり。
父のことも話していて、力強い言葉をメールで送ってくれていました。

P1080392.jpg

ウクライナとイタリアで音楽を勉強した先生に習っています。
明るくって、強くって、優しい女性。
小さなお子さんを子育て中。

私は、ロンドンにコネもなく知り合いもいないので、とりあえず、オンラインで見つけた教室やピアノの先生紹介サイトを通して何度もトライアルレッスンを受け、最後に巡り合った先生です。

レッスンは英語ですが、先生が英語ネイティブではないので、聞き取りやすいし、わかりやすく話してくれます。何しろ、例えが楽しい。
たくさん歌ってくれて、いっぱい笑わせてくれます。

IMG_1179.jpg

帰りのバスの二階席から携帯で撮った写真。
乗り換えなしですが、片道ほぼ1時間乗っています。どこまで乗っても£1.65。
こんなに長く乗る人はいないので、乗客がどんどん入れ替わっていきます。

今は、ラフマニノフのエレジーを練習中。何年も前から、いつか弾きたいと思っていた曲。
ゆっくりな曲ですが、間に3連符や5連符が出てきます。
私は、リズム感がなくって、拍をちゃんと取るのが苦手です。
ピアノを弾く人や音楽を演る人って、天才的にリズム感の良い人が多くって、うらやましいです。
私には無理なんじゃないかとすぐ思ってしまいます。

基礎的なリズムさえ、ちゃんと取れないし、とっても苦手なのは、どうしたらいいんだろうと、先生に相談してみました。

先生の答えは、
「こんなの基礎的なリズムじゃないし、遅いスピードで、変化するリズムを刻むのは、誰にとってもとても難しいのだから、そんなことは気にしなくていい」
といって、練習の仕方を教えてくれました。
音の間違いなどは気にせず、とにかく、大まかな単一メロディだけを弾いて、体にリズムを覚えさせてから、少しずつ、音を増やしていく。

正しいリズムになるまで、一緒に付き合ってくれて、とにかく前向き。
みんな少しずつ体に刻んで習得していくもの、、なのかな。。

前の小節のリズムに引っ張られて早くなりがちな箇所は、
「ピラティスでゆっくり筋トレするときみたいに、早くいきたい気持ちをグーっと抑えて、音を伸ばすように」、っていう表現。

弾けるようにならないかもと弱気になっていたけれど、先生と話すと、できるような気がする不思議。
やる気にさせる天才、自信を持たせる天才、だと思います。

ここ数日のロンドンは、また冷えていて、室温は16℃くらいです。
天気予報では、最高気温は11℃、最低が3℃。体感温度9℃。
山では寒く感じなくて、街が寒く感じるのはなぜなのかって、いつも思います。
スキーウエアだからか、運動しているからか。。

nice!(16)  コメント(9)